武道家におすすめの情報
剣道に対する向き合い方を見つめ直すためのおすすめ本
いくら努力を重ねても、勝利をつかむことができないと人は
「勝てる人は才能があるから、勝てる」
と思い込んでしまうもの。
しかし、剣道をする上で重要なのは、単なるテクニックだけでなく、剣道と向き合う心構えです。
この心構えがしっかり備わっていないと、剣道を続けていく上で何度も壁にぶち当たり、その度に「もう辞めてしまおうかな…」と思い悩むようになります。
最初は純粋に剣道を楽しめていたのに、いつのまにか目的が『剣道を楽しむ』ことではなく、『勝ちにいく』ことになると途端に苦しくなります。
もちろん、どうせ試合をするなら勝つに越したことはありません。
最初から負ける気満々で勝負をする人なんていないでしょうし、誰もが勝ちを望んでいます。
しかし、勝負に勝つことに固執しすぎると、途端に普段の練習すら苦痛を感じるものになってきます。
試合で勝ち続けている時はまだしも、負け続けている時など、気分はどん底です。
練習中も勝つことばかりに気を取られ、集中力も途切れがちになります。
試合で勝つことも大切ですが、それ以上に大切にすべきなのは剣道をしている自分とどう向き合うか、です。
この本に出会って剣道が上達した
私が剣道との向き合い方について悩んでいた時に出会ったのが、
という本。
この本は、剣道をやめたいと一度でも思ったことがある人向けの内容です。
しかし、結果としてこの本に出会ったことで、私は剣道が上達したと実感しています。
この本を読むことで、剣道に対する向き合い方を見つめなおすことができました。
本作は、「剣道においての強者とは、勝者ではない」ということを教えてくれます。
必ずしも、テクニックが優れている者が勝つのではない、ということをこの本で学びました。
もちろん、試合で勝つためにテクニックがあるに越したことはありません。
テクニックがあれば相手を圧倒することもできる上、切れるカードが増えるので勝負にも出やすいです。
しかし、それ以上に重要なのは剣道を続ける心の強さ。
たとえ試合で負けたとしても、自分の弱さを見つめなおし、それを次回に生かせる者こそが本当の強者だと本作は教えてくれます。
剣道と真剣に向き合う
剣道は改めて、体と心を鍛えるものだと感じました。
体だけ鍛えても強くなれるというわけではなく、同時に心も鍛えねばなりません。
剣道への心構えを改めたことで、私はスランプを抜け出し、試合で勝てるようになりました。
この場合、試合に勝つことで弱い己自身に勝つことができたのだと思います。
己に勝つことは、過去の自分を凌駕するということ。
これまで培ってきた努力が報われたような気がして、大変嬉しかったのを覚えています。
そして、再び剣道と真剣に向き合おうという意欲が沸きました。
この剣道への熱い気持ちを思い出したことこそが、剣道上達への鍵でした。
強い心を身につける
本作は、
「なかなか試合で勝つことができない」
「いくら練習しても上達しない」
という人におすすめです。
私のように、いつの間にか剣道に対する自己評価を、勝ち負けでしてしまっている人は、特に心にくるものがあります。
試合をする上で、対面するのは対戦相手です。
しかし、勝ち負けを制するのは試合相手ではなく、自分自身。己の慢心や弱い心と、いかに真剣に向き合えるかが重要なのです。
ただ小手先のテクニックを磨くだけでは、己の心を鍛えることはできません。
普段の練習や試合で自分の反省点を見つけ、弱点を克服する強い心を身につけることこそが、剣道上達への第一歩です。
なかなか剣道が上達しなくて悩んでいる人はぜひ、心のあり方を見直してみてください。
剣道経験者が選ぶおすすめ本・DVDとは?
剣道で上達したり、試合で勝ったりするには、やはり稽古が一番です。
誰よりも集中して、長い時間稽古することです。
しかし、一生懸命稽古していても
- 上手くできない
- 試合に勝てない
- 伸び悩んでいる
- 悪い癖が治らない
などは、必ず出てくることです。
そういう時に、さらに稽古に打ち込むことも大切ですが、ときには、静かに剣道上達に役立ちそうな本やDVDを見て、知識を蓄えることも重要です。
そこで剣道経験者に、剣道上達やスランプ脱出に役立った本を聞いてみました。
ぜひ、ご覧ください。
四・五段に合格する!剣道昇段審査弱点克服トレーニング
私はこの秋、ずっと続けている剣道で五段の昇段審査に挑みました。
四段は何度も落ちて苦戦しました。
ですが、今回は一回で合格できました。
奇跡でした。
そこに至るまで色々ありましたが、審査直前に買って読んで参考にした本が、非常に役立ちましたのでおすすめしたいと思います。
私は、社会人として日々仕事しながら剣道の稽古しています。
しかし、今年は仕事が激務で終わったら疲れて寝てしまったり、稽古に間に合わず仕事が遅くなったり、イレギュラーな事がありました。
週に2回ある稽古も、一回行ければいい方で、出張や所用で1か月行けないこともありました。
家では素振りや筋トレなどしていました。
稽古の試合等もそれなりの手ごたえはあり、四段と比べると自画自賛ですが進歩した気がしました。
しかし、稽古量の足りなさと、何かが足りないと夏に入るまで感じていました。
後数か月で五段の昇段審査が待ってます。
とにかく時間と戦いながらも、仕事、生活をしていく中でできることはないか。
呼吸や質を高めて、ベストな状態で審査に臨みたいが、弱点が師範や兄弟子で言う事が毎回違ってくるので、わからなくなってました。
そんな最中仕事がたまたま早く終わり、書店に寄りました。
すると本の棚に一冊の本を見つけたのです。
メイツ出版から出ている
- 四・五段に合格する!剣道昇段審査弱点攻略トレーニング
という本に目が移り読んでみました。
四・五段に合格する! 剣道昇段審査 弱点克服トレーニングを購入するならこちら
気が付くと、そこに30分くらいかけて読んでいる自分に気づき思わず購入し、家でよく見て実践したのです。
私は本を読んで何が足りないかよくわかりました。
昇段審査の合格には、しっかり打てる体作りが大事だとわかったのです。
後意識してただ闇雲の稽古では駄目。
ポイントと効果を掴んだ稽古をしないと、上手くいかないとわかりました。
構えの土台となる腰のスクワットから、刃筋、正中線を意識しての技を放つ。
手首の柔らかさを利用したり、間を考えて一人稽古や試合をすることを意識して練習を始めました。
全てができるとは言えませんが、可能で確実な物をしっかりやっていった結果、五段の昇段審査に一回で合格でき涙が出ました。
日々の稽古もあるかと思いますが、着装や心構え、審査の緊張対策やウォーミングアップは、実行したら落ち着くことができたのです。
これは今後四・五段のみでなく、高い段位を目指す方にも読んでいただきたいと思います。
読めば打突力もレベルアップしていきます。
40代、男、五段
四・五段に合格する! 剣道昇段審査 弱点克服トレーニングを購入するならこちら
勝ち続ける技術(宮崎正裕)
サークルの周囲の仲間との温度差に悩まされ、剣道を辞めようと考えていた時期に、たまたま入った近所の書店で
「勝ち続ける技術」
を手にしました。
この本題になっている技術とは、単に剣道における技にとどまらず、
- 相手と対峙する以前の準備期間の使い方
- 勝負に対する心構え
等、文字通り勝つ続けるために必要である、
- 精神的なスキルを含めた一切
を著者は技術という言葉で記しています。
読後、社会人になってからは学生時代に感じていたような、剣道への真摯な向き合い方が現在では出来なくなっていたことに、改めて気付かされました。
サークルへも、ただ休日に何となく惰性で通っていたのでは、多忙の中でも真剣に剣道に取り組んでいる仲間との溝が出来てしまうのも当然です。
本書は長い間、忘れかけていた初心を私に思い出させてくれた一冊でした。
37才、男性、2段
剣道のバイブル!剣道上達bookー試合に勝つ!一本がとれる!
私自身、中学生までしか剣道を行って来ませんでしたが、その時にずっと読んでいた本として
- 「剣道上達BOOK―試合に勝つ!一本がとれる!」
と言う井上秀克さんの本がありました。
その本には剣道に必要な技や、剣道に必要な考え方やコンディション調整の方法などが、事細かに書いてあります。
現在ではスポーツの指導をしていますが、剣道は行っていません。
しかしながら、発売から15年経った今でも、この本の考え方には共感できます。
他のインターネットの口コミを見ても、「この本を読んでスランプから脱出することが出来た。」や「とても役に立つ本だった。」などと書かれています。
これから剣道が上手くなりたい方はもちろん、スランプに陥ってしまい悩んでいる方には、ぜひおすすめの本であると思います。
25歳・男・二段
剣道上達BOOK―試合に勝つ!一本がとれる!を購入するならこちら
剣道で上達する方法
剣道で上達するには、それに必要な知識を学んでおく事が重要です。知識がない状態で先生に指導を受けても、理解が深まりません。
逆に知識を持っていることで、理解が深まり、上達の速度は上がっていくでしょう。
こちらの無料メールマガジンでは、剣道に必要な情報などを配信しております。
ぜひ、ご登録ください。
剣道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 試合で結果を出せるようになる
- 理想的な剣道ができる
- 大人になって始めた人でも上達でき、試合で勝てる
- 高段者に「動きが良くなった」と認められる
- 子供が部活で大活躍でき、試合でも勝てる
- 子供に効果的な指導ができ、試合で勝たせてあげられる
- ライバルに勝てるようになる
- 手と足が一致するようになる
- かたい動きがスムーズな動きになる
- チャンスをものにできる動きが習得できる
- 合理的な動きが自然にできるようになる
- 運動神経が良くない少年剣士でも試合で勝てる稽古法とは?
- 子供剣士にありがちな、継足が歩み足になってしまう癖の矯正方法とは?
- 鍔迫り合いで相手に圧倒されて何もできない小学生が見落としている基本とは?
- 小中学生剣士が理解しにくい一足一刀と二足一刀の違いの教え方とは?
- 鍔迫りからの引き技でいつも一本勝ちできる小学生がやっている稽古法とは?
- いつも相手が打ってくるのを待って出ばな小手を打とうとする悪癖解決策とは?
剣道の竹刀を安く買えるお店
剣道で最もお金を使うものといえば、竹刀ではないでしょうか?確かに防具も価格の高いものにはなります。
しかし、竹刀は頻繁に割れたり、ささくれができたりして、剣道をしている間何度も何度も買い替える必要があります。
そこでおすすめなのが、ネット通販で購入することです。
仕組みの竹刀でも、店舗の竹のみを買うよりも安く購入することができます。
また、実践型や胴張り型などの竹刀の種類も豊富で、安く買うことができます。
ぜひご覧ください。
剣道おすすめラインスタンプ
剣道をしている人におすすめのラインスタンプです。剣道大会の結果報告に使えるスタンプ
日常で使える剣道イラストスタンプ
関連ページ
- 剣道の世界に科学を取り入れた上達法が学べる本
- 剣士のトレーニングとして読書は軽んじられがちですが、本には先達の技術や考え方が詰まっています。自分よりも熟練した剣士の書いた本を読むことは、剣道において思わぬ発見や成長に繋がることがあるのです。剣道で上達したい方に読んでほしい良書3選を紹介いたします。