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剣道で必要な手首を強化するリストハンマーを使った筋トレ方法とは?
手首のスナップが重要になります。
手首の力が強くなることで
- 小さな動きで打突ができて相手に動きを悟られにくい
- 竹刀を自由自在に動かせて応じ技を出しやすい
- 打ちが強くなって技が決まりやすい
- 打ちが伸びて相手に技を抜かれにくい
など、これ以外にもたくさんのメリットがあります。
それだけ重要な手首の力ですが、どのように鍛えればいいのでしょうか?
基本的には、
- 普段の稽古
- 素振り
などを通して、自然と鍛えられていくものです。
それでもいいのですが、やはり手首を効率よく鍛えていくには、それ専用のトレーニングをしていくほうがいいでしょう。
剣道の手首を鍛えるトレーニング
手首を鍛えるといっても、手首自体は鍛えられません。
手を動かす
- 前腕筋群を鍛えることによって、手首の強化をする
ことができます。
前腕筋群を鍛えるトレーニングとして、有名なトレーニングは
- リストカール
- リバースリストカール
です。
リストカールとリバースリストカールの詳しいやり方はこちらをご覧ください。
今回は
- リストハンマー
という器具を使った手首の強化の仕方を紹介いたします。
リストハンマーは、このような器具ですが、購入する必要はなく、ダンベルの片側のプレートを外せば同じものになります。
- 握るところにタオルを巻く
- トレーニンググローブを使う
などをすると手が痛くなりません。
ラジアル・フレクション
- ダンベルのプレートがついていない方を持ち、ウエイトが体の前になるようにします。腕は下ろした状態で、手首は小指側に曲げた状態になります。
- 腕は伸ばして降ろしたまま固定し、手首を親指側へ曲げてウエイトを持ち上げていきます。
- ゆっくりと下ろしていきます。
- これを繰り返していきます。
剣道で打突の動作の初めはこの動きと同じです。
素速く打突の動作をするためには、この手首の強さが必要になるでしょう。
打突に関することならこちらを参考にしてみてください。
ウルナ・フレクション
- ダンベルのプレートがついていない方を持ち、ウエイトが体の後ろになるようにします。腕は下ろした状態で、手首は親指側に曲げた状態になります。
- 腕は伸ばして降ろしたまま固定し、手首を小指側へ曲げてウエイトを持ち上げていきます。
- ゆっくりと下ろしていきます。
- これを繰り返していきます。
打突で上がった竹刀を振り下ろすときに、この手首の動きが必要になります。
スナップを利かすには、この手首の強さが重要です。
打突の速さにもつながりますので、しっかりと強化しておきたいものです。
スピネーション
- ベンチに腕を乗せウエイトのついていない方を持ちます。
- 手のひらを床に向け前腕を内側に回転させます。
- 手のひらを内側に向けてダンベルを持ち上げていきます。
- ゆっくりと手のひらを床に向けていき、ダンベルを内側に戻していきます。
- これを繰り返していきます。
小手や胴を打つときや、返し技をするときに、左手ではこの動きが必要です。
また裏から打突をするには、右手はこの強さが必要になるでしょう。
これを強化しておくことで、竹刀を左右に自由自在に動かすことが可能になります。
返し技・応じ技についてはこちらを参考にしてみてください。
プロネーション
- ベンチに腕を乗せウエイトのついていない方を持ちます。
- 手のひらを上に向け前腕を外側に回転させます。
- 手のひらを内側に向けてダンベルを持ち上げていきます。
- ゆっくりと手のひらを上に向けていき、ダンベルを外側に戻していきます。
- これを繰り返していきます。
面返し胴や相手の竹刀を払うときなどに、右手はこの強さが必要になるでしょう。
剣道では手首の強さが重要
剣道で
- 打突を速くする
- 自由自在に竹刀を動かす
には、手首の強さが重要です。
もちろん技術的なものが最も重要と言えますが、それを活かす筋力の強さも同時に重要な要素といえます。
普段の稽古や、素振りなどをして手首を鍛えるのはもちろんです。
目的を持った剣道の素振りについてはこちらを参考にしてみてください。
それプラス、このようなトレーニングを取り入れて、効率よく剣道に必要な力をつけていくことも大切です。
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