剣道の素振りは【目的】を設定すると効果的!そのメカニズムとは?

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剣道の素振りは【目的】を設定すると効果的!そのメカニズムとは?

剣道の素振りは【目的】を設定すると効果的!そのメカニズムとは?

剣道の稽古において最も基本であり、そして最も重要な要素を占めているのが素振りです。

 

普段の稽古や自宅での練習で、この素振りをおろそかにしてしまうと、いざという時に本来持っているべき力を発揮することができません。

 

その分だけ悔しい思いをしてしまうでしょう。

 

そしてこの素振りは間違いなく、剣道のいくつかある稽古や練習メニューの中で

  • 最も面倒

で、そして、

  • 変わりばえもせず
  • 退屈なもの

のひとつであることは、やはり否定できないのではないでしょうか。

 

しかしこの素振り、「目的」を設定することで、より効果的に剣道における力をつけることができるということを、ご存知でしょうか。

 

今回は、普段だらだらとやってしまいがちな、素振りをクローズアップし、「どうせやるなら効果的に」をテーマとしてお送りしていきます。

 

素振りには目的を設定しよう

先程もご紹介した通り、

  • 素振りには目的を設定する

というのが非常に効果的です。

 

ここでいう目的とは、

  • 素振りをすることで自分がどうなりたいのか?

ということになります。

 

ここで少し、素振りをすることによって得られるメリットについて考えてみましょう。

 

素振りというのはそもそも、

  • 竹刀で行う素振り
  • 木刀で行う素振り
  • 練習用に作られた重量を持った竹刀・木刀で行う素振り

など、いくつかの種類があることは、皆さんご存知かと思います。

 

素振り用の木刀はネットで買うと安く買うことができます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

通常素振りといえば、普段の稽古で利用する普及型竹刀で行うのが、一般的かと思います。

 

場合によっては、上記のような特別な用途を持つ竹刀を使う事もありますね。

 

こういった特別なものが用意されていることからも、素振りには目的を設定すると効果的であるということが、古来から証明されている、ということができるのではないでしょうか。

 

では、実際に素振りに対して目的を設定するとして、どのような目的が考えられるでしょうか?

 

いくつか具体例を見ていきましょう。

 

 

筋力アップの素振り

まず、素振りの代表的な目的といえば、肩や腕など上半身の

  • 「筋力アップ」

が挙げられます。

 

これは、どこの道場でも言われることかもしれません。

 

やはり普段から素振りを行うことで、筋力をアップさせなければ、試合でいざという時に剣は思うように動いてくれません。

 

そしてその力をアップさせたい筋肉についても、いくつかの種類があります。

 

  • 素早い動きを可能とする筋肉を鍛えたいのか
  • 重い物を持ち上げるパワータイプの筋肉を鍛えたいのか

など、考えるべきことは沢山あります。

 

こうして考えてみると、普段から無心で素振りをしているというのは、あまりにも「もったいない」のです。

 

素振り用の竹刀を使うことで、効果的に筋力を鍛えることができます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

目的に合った素振りの仕方をする

例えば、素早い動きを可能とするような筋力をつけたいのであれば、背中まで振りかぶりその後一気に竹刀を振り切る

  • 「上下素振り」

を行うようにすれば良いでしょう。

 

腕の筋力そのものをアップさせたいのであれば上下素振りに「止め」の動作が入った

  • 正面素振り

が有効です。

 

また、いずれの場合も実際に試合で有効打突になるには、竹刀が「ヒュン」と空を切った音を立てるくらいの鋭さが必要です。

 

普段の素振りから、そういった音がなるくらいの精度の良い素振りを、心がけるようにすると良いでしょう。

 

また、普及型竹刀を利用している場合は、力任せに竹刀を振っても音はなりません。

 

太刀筋が綺麗に決まっていなければ、音がなることはありません。

 

そういった部分でも

  • 一本一本の素振りで音がなるかどうか

というのもチェックしておきたいところです。

 

正しい素振りができているかどうかを音で確認できる竹刀もあります。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

この他の具体的な素振りの方法については、また別の機会にお話をしていきたいところです。

 

素振りの目的として

  • 「筋力アップ」

を心がけると、効果的になることもある、と覚えておきましょう。

 

実践向けの素振り

続いてご紹介したいのが筋力アップの目的ではなく、あくまでも

  • 試合や実践を見越した素振り

です。

 

こちらの素振りは、上半身だけの動きではなく、下半身の動きも非常に重要な要素を持っています。

 

例えば、左右面を切り返しのように前後左右に動きながら行うことで、足腰と上半身の連携を取る練習になります。

 

この上半身と下半身の連携がとれていなければ、結果として試合の時などに体のバランスを崩してしまいます。

 

有効な打突(気剣体一致の打突)がうまく決まりません。

 

イメージ的には、上半身はきれいに打突できているのですが、下半身がよろけてしまうような、そんなイメージです。

 

「試合に勝ちたい」と思うのであれば、実践的な技の稽古も、たしかに大切です。

 

しかし、こういった

  • 基本的な素振りに目的意識を持つ

ことの方が、遥かに勝率は上がるといえるでしょう。

 

まとめ

毎回非常に退屈な思いをしながら、素振りをしている人もいらっしゃるかもしれません。

 

それでは、非常にもったいないという事を、おわかりいただけたでしょうか。

 

今回ご紹介したように、素振りは

  • 「素振りをすることによって自分がどうなりたいのか、どのような技術を身につけたいのか」

という目的意識を持って行うことで、非常に有意義で効果的な練習になるのです。

 

素振りには様々な種類があります。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

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