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剣道初心者への剣道上達アドバイス
しかし、長年剣道を続けてきた経験者にとっては、初心者の頃を思い返して
- なぜ、あのことができなかったのだろうか?
- あのことに気づかなかったのか?
- この練習をもっとやっておけばよかった
- こんなことを意識していればよかった
ということが、たくさんあります。
そこで、剣道経験者から、剣道初心者へのアドバイスを紹介いたします。
上手な人と稽古し動きを録画しておくこと
私もまったくの未経験で、中学校からはじめました。
自分がやってみてよかったと思うものをあげます。
まず何より大切なのは
- 「大きい声をだすこと」
一番簡単で、誰でもできる上達方法だと思います。
- いまいち声の出し方がわからない…
- もともと声が小さい…
と悩んでる人もいるかもしれません。
しかし、よくもわるくも自分の意志でしか声はでません。
まずは思いっきり声をだしてみてください。
次第に声をだすことが当たり前になり、それによって動きに気合が入ります。
次に
- 「上手な人と一緒に稽古をすること」
いつも同じ人とばかり稽古をしているひとは、ぜひ自分よりも上手な人と稽古してみてください。
- どんな技をだすのか
- どんな風に攻めるのか守るのか
- どんなところに自分のスキはあるのか
上手な人とやると、正直叩かれてばかりで上達するようには感じません。
しかし盗むところはたくさんあるし、自分のステップアップには何より必要になります。
あとは
- 「自分の動きを録画して見てみる」
試合でも普段の稽古でもいいので、少し録画して見てみましょう。
すると自分では気づかないところに気づいたりします。
- こんなに形が崩れている
- こんなに鍔迫り合いが長い
- こんなに声が出ていない
など、たくさんの自分の欠点に気が付くと思います。
- 逆にこんなにいい一本がうてている!
など、自分の強みを発見することができます。
なかなか成長速度があがらないな、と感じている人には是非やってほしいです。
剣道は一試合がとても短いです。
その間にいかに、今までの成果や自分の力が発揮できるかが鍵になります。
ほんの少しの努力も惜しまずに、そのほんの少しの努力を糧に、成長していけるように頑張ってください。
25歳 女性 2段
剣道の上達は素振りです
剣道初心者が剣道を上達するには、まずすごく体力がいるスポーツですので、体力作りから始めることが必要になっていきます。
ダッシュや自分で行える筋トレをして、体力を上げていきましょう。
体力作りが終わったら、竹刀で素振りを毎日、集中して真剣にやっていきます。
集中してやる気持ちで素振りをやっていきますと、素振りのコツが掴めてきます。
そして面、胴、小手の打ち方も慣れていきます。
これらのことを毎日練習していけば、自ずと級位が上がるようになりますし、段位も取れるようになるでしょう。
剣道の基本は
- 素振り
をやって上達の道になりますので、上達を目指すなら毎日素振りは欠かさずやっていきましょう。
30歳、男性、2段
道場での稽古だけが上達の条件ではない
自分も初心者のころは、早く上手くなりたくて、がむしゃらに稽古に励んでいた記憶があります。
今思うと、やたらと時間をかけたり、激しい稽古をたくさんこなすよりも、もっと集中的に、短時間でもよいから毎日稽古すべきだったと思います。
たとえ素振りでも、毎日10分で良いので、
- 手のにぎりを意識して行ったり
- 打ち込みでも足の運びを意識して行う
ことで、短時間でも確実に上手になっていくと思います。
最近ではスマホに動画の記録ができますので、自分の稽古している姿を動画に撮影して、チェックすることも有効ではないでしょうか。
道場で防具をつけて稽古するのも大事ですが、普段の生活の中でも意識してできるトレーニングもありますので、工夫してみることをお勧めします。
49歳、男性、二段
受け技の練習をしておく
剣道は日本の武道で、子供からお年寄りまで実践で行える、日本古来の伝統武道です。
剣道初心者の方の練習方法は、上級者の人と実践で相手にしてもらうことが大切で、上級者の技を体で覚えていくことから始まります。
基本的な技に、受けがあります。
受け技がしっかりできていないと、相手の攻撃をまともに受けてしまうので、受けの練習だけは初心者のときにマスターしておくべきポイントだと思います。
剣道は体幹の筋肉を必要とする武道なので、体幹の筋肉を鍛える必要があります。
私の体幹を鍛えるトレーニング方法は相撲の四股です。
四股を毎日300回踏み続けていると、強い体幹が出来上がります。
同時に剣道の稽古をしていると、さらに強い体になります。
初心者の人は、相手と対戦しているようなイメージで素振りをすると、イメージトレーニングにもなり効果的だと思います。
年齢48歳・性別男性・段位初段
精神を鍛える事で剣道は強くなれる
剣道というのは、体力と精神が必要なスポーツです。
体力は日々の積み重ねで鍛えていく事ができます。
ただ精神を鍛えるのは、なかなか簡単なものではありません。
精神を鍛えるのに私がオススメするのは
- 瞑想
です。
瞑想をする事で、己の中に潜んでいる弱い精神を打ち消す事ができます。
剣道を極めている人は、感情に流される事がありません。
自分の感情をコントロールする事は、とても難しい事ですが、瞑想をしていく事で一歩ずつでも前に進む事ができます。
体力の基礎作りは、まずは走る事が大切です。
剣道は踏み込みの力が必要になってきます。
走る事により蹴る力が身についてくるので、踏み込みの力も上達していきます。
基礎をしっかりと学ぶ事が上達の一番の近道です。
32歳 男 5段
試合をたくさん経験することで集中力がついてくる
ワンピースのゾロが好き、たったそんな理由で、中学の部活動に剣道を選びました。
見た目ももちろんのこと、やってみるとかなりハードなスポーツです。
しかしある意味バシッと勝負が決まるので、気持ちのいい競技です。
しかし闇雲に素振りの練習をすればいい、というわけでなく、
- 集中力
- 臨機応変に対応出来る
のが剣道の勝負への鍵だと思います。
もちろん基礎は何事でも大事なのですが、剣道の場合、試合数をこなして試合に慣れないと、いつまでたっても緊張して、集中出来ないんですよね。
いかにたくさんの試合を経験して、慣れるか、それが試合での集中力に繋がると思います。
あとは相手にビビらないこと。
相手が強い相手だと、尻込みしがちですが、それが空気を伝って相手に伝わってしまうんです。
何試合も勝ち抜いている相手なら特にです。
フェイントをかけられ、驚いている間に面一本食う…あるあるです。
気持ちを高く持つことも剣道の大事なポイントです。
あとは練習稽古で3分という試合の長さに対する、体力をつけることも大事だと思います。
28歳、女、初段
剣道に必要なスタミナを高負荷短時間のインターバルトレーニングで身につける
足腰の重要さ
剣道を始めたばかりの方は、竹刀を振るイメージからか、よく素振りなどをして一生懸命に腕の筋肉を鍛える方が多いです。
確かに腕の筋肉も重要なのですが、長年やっていて分かるのは
- 足腰の大切さ
です。
下半身の強化により、
- 上半身の腕の伸び
が活かされます。
下半身が鍛えられている人は、
- 遠い距離からでも有効打突を打てます
し、
- どんな状態でも体の芯が崩れない
ので次の技にすぐ繋がります。
下半身強化のトレーニングとしては、やはり日頃からの走り込みや、防具をつけてからは追い打ちが良いと思います。
辛くて避けたいメニューですがその分鍛えられます。
自身も小さい頃から師匠には、相手と構えた時に
- 手で打つのではなく、足で打て
と言われていたので、練習では意識してやっておりました。
基礎練習がしっかりと出来て試合に活かされるので、常日頃の練習からの地道な努力が大切だと思います。
28歳・女性・4段
剣道で上達する方法
剣道で上達するには、それに必要な知識を学んでおく事が重要です。知識がない状態で先生に指導を受けても、理解が深まりません。
逆に知識を持っていることで、理解が深まり、上達の速度は上がっていくでしょう。
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