武道家におすすめの情報
剣道で相手を攻めるべき打突のチャンスを知って一本を決める
一本を取るためには、相手の部位を打って捕らえる必要があります。
相手の部位を打って捕らえるためには、
- 打つためのチャンス
を作らなければなりません。
つまり、攻めが重要となります。
同時に、相手に一本取られて負けないようにしなければなりません。
一本を取られないように、相手の打突を受けないようにする必要があります。
相手の攻めに対してかわしたり、防御しなければなりません。
そのためには、
相手の動きを制御し、予測する技術を身に着ける
べきです。
攻め続けることで相手の心を動かすことができれば、相手に隙を与えません。
竹刀を右側に開いて間合いを詰めることで相手は動揺します。
相手をいかに動揺させるかも剣道では重要なポイントとなります。
打突を強くするには?
基本的には剣道の稽古では大きく打つ練習をし、先を素早く振ることが大切になります。
試合では入り目を早くして攻める必要があります。
そしてなにより、己の心に自信を持つことが重要です。
どのスポーツにおいても言えますが、やはり基礎の練習は欠かせません。
打突を強くする方法ですが、腕力はさほど関係がありません。
一番注目すべき点は
- 手首の動き
です。
素振りの練習の時に実践すると良い方法として、
竹刀をしっかりと左手で振って、斬る瞬間に右手の手首で止める意識
をしてみましょう。
相手がいる場合は、打突部位から竹刀を浮かせて、そこから手首を使って強く打つようにしてみてください。
この際、右手のテコで振るのではなくて、しっかりと握った左手で振るようにしてください。
また、竹刀は横からではなく上から握るようにするとより良いです。
小判型の竹刀を使うことで、正しい握り方を身につけやすくなります。
腕力より背筋と足腰の力
剣道に必要なのは腕力よりも
- 背筋
- 足腰の力
です。
腕力だけを頼りにしていると、強い打突ができないなど、試合で負ける要因となりかねません。
また、竹刀は握るものではありません。
意識としては締めるものです。
お年寄りでも強い打突ができるのは、筋力に重点を置いていないからです。
さらに、竹刀に重りをつけるなどして重くすると、素振りをする時の姿勢が崩れてしまい、変な癖がついてしまうことがあります。
重さや筋力に囚われず、とにかく素振りの回数を増やすことを意識してみてください。
打つチャンスを理解する
打つチャンスを理解することで格段に強くなる場合もあります。
出鼻
打つチャンスは一つは
- 出ばな
にあります。
誰でも動こうとする瞬間に隙が出来ます。
どんなにベテランな選手でも、打つ動作に入った途端、途中で止まることはできなくなります。
相手の技が尽きたところ
- 相手の技が尽きたところ
に打つチャンスがあります。
相手が技を打ち終わった時、次の技にいくまでに時間がかかります。
相手の手が伸びて力が入っている時がチャンスです。
自分の攻めが上手く行った時
- 自分の攻めがうまくいった時
相手は動揺します。
相手が戸惑ったり驚いている時も打つチャンスです。
相手が怖がって下がるとき
- 相手が攻めを怖がって体勢を整えようと後ろに下がった時
もまたチャンスと言えます。
相手は後ろに動くことしかできなくなるので、この時が一番相手に隙ができやすく、攻めるに適したポイントと言えます。
相手が技を受けて体勢を崩した時
- 相手が技を受けて体勢を崩した時
にも隙があります。
技を受けてしまったことで剣先が上下左右にぶれてしまったり、手元があがり不安定になって隙が作られます。
相手が息を吸った時
- 相手が大きく息を吸ったところ
も打つチャンスと言えます。
大きな呼吸とは、相手の疲労と緊張を和らげようとする、無意識な行動でもあります。
大きく息を吸っている瞬間は、相手はすぐに身体を動かすことは困難です。
その時にさっと技を打つことで勝つことが出来ることもあります。
これらは逆に、自分自身も同じことにならないよう気をつけて守らなければなりません。
思い当ることがあれば強化したり、減らさなければ上達への道は遠いです。
精神や心を鍛える
剣道の試合で勝つには身体を強化することはもちろん、
精神・心を鍛えることも重要
となります。つ
まり、日々の稽古がなにより大切になります。
剣道の試合の2〜3日前から摂取する食事にも気をつけましょう。
特に試合当日は、心身に影響を与えない適切な食事を摂ることが望ましいです。
試合の日に限ってお腹を壊したりしてしまわないよう、自分の体質を見極めて摂取する食べ物を選びましょう。
剣道の試合で勝つには、
- 筋力よりも体の動きに着目して、何よりも足腰を鍛えること。
- 打つチャンスを見極め、自分自身もそこから隙を作らないよう注意すること。
このように、剣道の試合に勝つには身体だけでなく頭脳を使った戦略が有効的です。
剣道で上達する方法
剣道で上達するには、それに必要な知識を学んでおく事が重要です。知識がない状態で先生に指導を受けても、理解が深まりません。
逆に知識を持っていることで、理解が深まり、上達の速度は上がっていくでしょう。
こちらの無料メールマガジンでは、剣道に必要な情報などを配信しております。
ぜひ、ご登録ください。
剣道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 試合で結果を出せるようになる
- 理想的な剣道ができる
- 大人になって始めた人でも上達でき、試合で勝てる
- 高段者に「動きが良くなった」と認められる
- 子供が部活で大活躍でき、試合でも勝てる
- 子供に効果的な指導ができ、試合で勝たせてあげられる
- ライバルに勝てるようになる
- 手と足が一致するようになる
- かたい動きがスムーズな動きになる
- チャンスをものにできる動きが習得できる
- 合理的な動きが自然にできるようになる
- 運動神経が良くない少年剣士でも試合で勝てる稽古法とは?
- 子供剣士にありがちな、継足が歩み足になってしまう癖の矯正方法とは?
- 鍔迫り合いで相手に圧倒されて何もできない小学生が見落としている基本とは?
- 小中学生剣士が理解しにくい一足一刀と二足一刀の違いの教え方とは?
- 鍔迫りからの引き技でいつも一本勝ちできる小学生がやっている稽古法とは?
- いつも相手が打ってくるのを待って出ばな小手を打とうとする悪癖解決策とは?
剣道の竹刀を安く買えるお店
剣道で最もお金を使うものといえば、竹刀ではないでしょうか?確かに防具も価格の高いものにはなります。
しかし、竹刀は頻繁に割れたり、ささくれができたりして、剣道をしている間何度も何度も買い替える必要があります。
そこでおすすめなのが、ネット通販で購入することです。
仕組みの竹刀でも、店舗の竹のみを買うよりも安く購入することができます。
また、実践型や胴張り型などの竹刀の種類も豊富で、安く買うことができます。
ぜひご覧ください。
剣道おすすめラインスタンプ
剣道をしている人におすすめのラインスタンプです。剣道大会の結果報告に使えるスタンプ
日常で使える剣道イラストスタンプ
関連ページ
- 試合時間フルに戦えるスタミナと瞬発力を同時に鍛えるタバタ式トレーニング
- 年齢にもよりますが、剣道の試合時間は5分前後です。その間、動き続けるというのは、かなりの体力を使います。 それは、相手も同じですので、スタミナがある方が、試合の最終段階では有利になります。また、スタミナがあるという自信が試合を有利にすすめることができます。そのスタミナと瞬発力を同時に鍛えるトレーニングがタバタ式トレーニングです。
- 体の小さい人が試合で勝つために必要な稽古や上達の仕方
- 剣道で体が小さいことは、不利にはなりません。小さいことを活かした技や動きをすることで、自分より大きい相手にも勝つことができます。主に小手や胴を狙うことになるのですが、手首を柔らかくスナップが使えるようにすることが大切です。
- 剣道の上達や稽古や試合で役立つ知識や考え方
- 剣道はただ闇雲に稽古や試合をするだけでは、上達するのに限界があります。知識や考え方を学ぶことで、上達し試合でも勝つことができます。序盤戦、中盤戦、終盤戦での試合運び、スペースの上手な使い方、自分の剣道のタイプ、団体戦での総合的な勝利をするための自分の役割、理合を理解する、先の技、先々の先、後の先、いろんな種類の技稽古を習得するなどです。
- 剣道の試合で打たれるリスクが少なく攻撃するべきチャンスとは?
- 剣道では、相手が攻撃よりも防御を優先する時があります。それは、打たれるリスクが少ない時で、こちらが攻撃を仕掛けていくチャンスでもあります。その機会を多くし、逃さないためにはどうすればいいのかを紹介いたします。
- 剣道で勝つために実践すべき6つのポイント
- 剣道で勝つためには、いろいろな要素が必要です。技を出すタイミングであったり、技術力であったりします。また、テクニックだけでなく、防具や竹刀も、試合の勝負では大きく関わってきます。そんな剣道の試合で勝つために大切なことを紹介いたします。
- 試合で技を出す時に気をつけること、稽古で意識すること
- 剣道の稽古には、さまざまな稽古があります。それぞれに目的があり、その目的を持って稽古することによって、上達のスピードが違ってきます。掛かり稽古や地稽古の目的や注意点を紹介いいたします。
- 剣道の有効打の条件を知り稽古で意識することで上達する
- 剣道では3人の審判の内2人が1本をあげることで技が決まります。その有効打の一本になるには条件があり、声や残心、適正な姿勢や竹刀の打突の場所、正しい刃筋などを見て有効打かどうかを判断します。それを知ったうえで稽古することで上達が早まることでしょう。
- 背の低い人が有利になる剣道の試合で勝つための戦略や稽古方法とは?
- どんなスポーツや武道でもそうですが、背が低いことは、不利なことが多いです。しかし、それでも試合では勝たなければいけません。何も考えずに試合をしたり稽古をしていては勝てないでしょう。小手や胴を得意技にするなどの、戦略やそれに基づいた練習が必要です。