武道家におすすめの情報
剣道の上達や稽古や試合で役立つ知識や考え方
試合は
- 時間制限がある
- 試合コートの広さが各試合によって変わる
- 自分の剣道のタイプ
- 相手のタイプがある
- 団体戦
- 個人戦
これらを把握して試合に臨むことで、試合運びや一本への近道となることと思います。
試合の序盤戦、中盤戦、終盤戦で考える
試合に時間制限があることは、非常に重要なポイントであります。
- 序盤戦
- 中盤戦
- 終盤戦
制限時間をこのように切り分けて試合運びをします。
序盤
序盤は
- 相手がどういう剣道をするのか
- 自分がどう攻めていくのか
を考えながら、先を取って試合を運びます。
最初が肝心ですので、気合や攻めで相手の攻めを抑えることも重要です。
この序盤戦に一本とることができれば、試合運びはずいぶんと楽になるでしょう。
中盤
中盤以降、相手の出方も随分と把握することができる中、自分の得意な技を駆使して一本とることです。
あわてずに、十分にせめて集中して一本を狙います。
後半
後半は体力や集中力、精神力も落ちてきます。
どこまでそれらを保って一本取ることができるか?
これにかかってくるでしょう。
試合コートの広さ
試合のコートの広さを把握することも、もちろん重要です。
- 場外反則を取られない
- 相手をコートの端に追いやる
- 試合場のどの位置にいればどういった攻撃ができるか
も考慮する必要があります。
- 引き技を出すには十分なスペースが残っているか
- 自分の後ろに十分なスペースが無い場合は、どうやって相手をひきつけて体を裁くか
これらを常に計算しながら、試合コートの広さを活用する試合運びが望まれます。
自分の剣道のタイプ
自分の剣道のタイプは、どんなスタイルでしょうか。
それによっても相手への攻め方がかわります。
- 得意な技をどのタイミングで出すか?
- どんな技を駆使して試合を構成していくか?
などを考えながら、試合を運べるようになると、またひとつ上の試合ができるでしょう。
団体戦
団体戦などは、チームの総合的な勝利を考えて、試合をする必要があります。
- ポジションによってどのような試合運びをするか?
- 自分のチームメイトのスコアどのようになっているか?
を常に計算する必要があります。
- 自分のポジション以降の選手がどのくらい本数を取れるか?
も考慮する必要がでてきます。
それぞれのポジションで、役割が変わってきますので、自分の役割をしっかりと果たすことが重要です。
個人戦
個人戦は、団体戦とは違い、自分以外のスコアを計算する必要が無いため、相手への攻め方もかわってきます。
今までにあたったことの無いタイプの選手と、試合をする機会が出てくるのも個人戦の特徴です。
一本にこだわって試合運びをする必要があります。
精神力が試されることが多くなることでしょう。
考えて稽古をする
これらを念頭に、稽古をすることで、試合の内容やテクニックが随分とあがってくるでしょう。
稽古の中で、実践的に先の技、先々の先、後の先、いろんな種類の技稽古を習得し、どの場面で有効的に活用できるかを試すと良いでしょう。
追い込みや掛稽古は体力、精神力のアップもさながら、足裁きに非常に有効です。
相手との間合いを、体で覚えることができるため、稽古に取り入れると、試合でも稽古の成果を発揮することがあることでしょう。
一番重要なのは基本稽古ですが、十分に基本をやった上で、
- 出ばな技
- 応じ技
- 引き技
それに加え
- 掛稽古
- 追い込み
- 体当たりの強化
を加え確実に習得することが重要です。
努力を続けること
- 子供のころから剣道をしている人
- 学生から始めた人
- 社会人になってから始めた人
それぞれに稽古方法があるかと思います。
先ずは続けること、これが一番重要です。
稽古をやったり、やらなかったりでは、上達はありません。
必ず続けることが大切です。
子供の頃から剣道をしている人は、理屈よりは、体で覚えますので、スポーツ感覚で始められる方が多いと思います。
しかし、剣道を始める年齢が上がるにつれて、体で覚えるのが困難になってきます。
理合を理解する
体で覚えられなくなってくる分、剣道で重要なのは
- 理合
です。
理合を理解し実践することで、攻めのポイントが分かりやすくなってきます。
理合を十分に理解し、習得することができれば、試合にも生かすことができます。
ぜひ日常の稽古に取り入れることをお勧めします。
この理合を、常にイメージできるようになると、稽古中でなくても試合の勝利へ一歩近づきます。
竹刀や道具の手入れ
試合では、竹刀の軽量検査がありますので、必ずこれに通らなければなりません。
試合前日までに、
- 竹刀の手入れ
- 重さの確認
を済ませておくことは、当然のことtなります。
普段の稽古から、
- どういった竹刀が自分にとって使いやすいか?
を見極めておくことも大切です。
どういった竹刀なら手の内が効きやすいかなど、竹刀購入時にいろんなタイプを試すことをお勧めします。
私が個人的にかっこいいなあと思うことは、面のつけ方です。
強い選手ほど、かっこよく面をつけていますので、姿、形から強いオーラがみなぎってきるように感じます。
防具のつけ方ひとつで、相手の印象も変わりますので、気をつけたいポイントですね。
剣道で上達する方法
剣道で上達するには、それに必要な知識を学んでおく事が重要です。知識がない状態で先生に指導を受けても、理解が深まりません。
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