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【剣道のルールQ&A@個人戦と団体戦でどう違う?】
ざっくり言うとそのまんま参加人数の違いですね。
個人戦
個人戦は1人、団体戦は3人〜7人までのチームで、基本的には5人制がほとんどで争われます。
剣道に乱戦はありませんので結果的にはどちらも1対1の戦いになるのですが、個人戦と団体戦にはいくつかの違いがあります。
まず、個人戦では1対1で試合が行われます。
試合時間は年齢ごとに違いますが、
- 小学生は2分
- 中学生は3分
- 高校生は4分
- 一般の試合では1試合5分
に設定されるのが多いです。
また1試合3本勝負で行われ、先に2本を先取したほうの勝利ということになります。
団体戦
それが団体戦の場合、個人の勝ち負けではなく「チームの勝利数」で最終的な勝敗が決まります。
5人対5人で試合が行う場合、引き分けが無ければ3回以上勝ったほうのチームが勝利ということですね。
引き分けなどがあって、少数が同数の場合は、一本の取得本数が多いほうが勝ちとなります。
勝利数、取得本数共に同数の場合は、代表者一人を決めて一本勝負の代表決定戦が行われます。
試合そのもののルールは個人戦と変わりませんが、勝敗はチーム単位で決まるというのが個人戦との最大の違いです。
【剣道のルールQ&AAどんな打ち方が一本になるの?】
剣道の試合を見ていると、竹刀が当たっていないのに一本を取られたり、逆に当たったのに一本にならなかったりする場面があります。
「一本になる基準」が分からなくて困惑してしまった初心者はかなり多いのではないでしょうか。
そもそも一本は、正確には
- 「有効打突(ゆうこうだとつ)」
と言います。
公式の競技規則によれば、有効打突は
「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする」
とあります。
ざっくり言えば、気合がこもっていて正しい動きで打ったものしか認めない…ということです。
綺麗に入っているように見えても声が小さいと一本にはなりませんし、体が横を向いていたり猫背になっている状態で打っても一本にはならないわけです。
一本の判断基準は山ほどあるのでここで全て説明はしませんが、
- 気迫
- 姿勢
- 残心
- 打突部
まで全ての要素が完璧でなければ一本とは見なされません。
実を言うとこのあたりの判断は曖昧で、審判によっても一本を取るハードルは違ったりします。
姿勢が悪くても掛け声が大きければ一本になってしまうケースもありますし、逆もまた然りです。
自分では完璧だと思ったのに一本にならなかった、なんてこと剣道にはよくあることなので、そうなっても落ち込む必要はないでしょう。
【剣道のルールQ&ABどんな掛け声を出してもいいの?】
初心者は照れてしまうかもしれませんが、剣道の試合では大きく掛け声を出すのが一般的です。
大声を出しながら戦うのは「気迫の現れ」と捉えられるため、声を出すのはルール違反どころか推奨されている行為です。
仮に無言で試合を行った場合、気迫が足りないということで一本にならないこともありますし、昇段試験でも高確率で落とされる羽目になります。
掛け声の種類ですが、これは選手ごとにある程度自由に決めてよいことになっています。
打ちながら「小手!」や「面!」と叫ぶ選手もいますが、最近だと何の意味もない「やぁぁぁ!」「きぇぇ!」といった声を出すほうが主流です。
これには、例えば面を打ちながら誤って「小手!」と言ってしまうと無効となる可能性があるため、無用なミスを避けたいという裏事情があったりします。
気合さえこもっていれば基本的には何を叫んでも構いませんが、ルール上「非礼な言動」は避けるべしとされています。
判断は審判しだいですが、例えば「バカヤロー!」「オイ!コラ!」「今の一本だろ!」のようなことを叫ぶとルール違反になってしまうわけです。
審判や相手選手に食ってかかるような発言は、掛け声であろうとも反則を取られてしまうため、あくまでスポーツマンシップに則った掛け声を選ぶようにしましょう。
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