大会で実力が発揮できない!柔道の試合を優位に進めるためのルーティンを活用する

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大会で実力が発揮できない!柔道の試合を優位に進めるためのルーティンを活用する

大会で実力が発揮できない!柔道の試合を優位に進めるためのルーティンを活用する

練習と試合での一番の違いは緊張感です。

 

緊張をした中で動くので、普段以上に体力を消耗します。

 

また、試合は日常とは異なった行動があるので、いつもの自分を保つのが難しくなります。

 

これを解消出来れば、試合を優位に進める事が出来ると言えるでしょう。

 

それにはどうすればいいのでしょうか?

 

試合に慣れればいいのだけど・・・

一番が試合の数をこなすというものです。

 

ただ、公式戦は限られていますので、なかなか数をこなすというのは難しいのが現実です。

 

練習試合を数多くすればいいのでは?
というごもっともなお声も聞こえてきます。

 

ただ、
公式戦と練習試合ではやはり緊張感が全く違います。

 

無意味に、無意識に練習試合の数をこなしても、いざ公式戦の場に立つと、緊張感に押しつぶされてしまいます。

 

公式戦にも通用する有効な練習試合をすることが出来れば、その緊張感を緩和する方法が身につくのです。

 

メンタルが試合の結果を大きく左右する

少し柔道のトレーニングとは話がそれてきていますが、試合で重要なのは

  • 日々の練習
  • それを発揮できるメンタル

だと私は考えています。

 

だからこそ、柔道だけではなく、どんなスポーツでも当てはまるのです。

 

スポーツだけではありません。

 

日ごろめちゃくちゃ歌がうまい人でも、緊張してガチガチになると、ステージでは音を外してしまうのです。

 

そうなると日ごろの練習が水の泡
になってしまいます。

 

それだけメンタルによって、実力が位置付けられてしまうのです。

 

もちろん日ごろの練習があってこその話にはなりますが、せっかく築いてきたものを、余すところなく発揮するのが実力です。

 

そこにはメンタルの力が切っても切れないのです。

 

では、どうすればいいのか?

 

試合や大会で強い人は脳の性質を知って効率的にメンタルを強くしている

 

ルーティンの活用

そのヒントとなるのが、今やだれもが知っている

  • 「ルーティン」の活用

です。

 

五郎丸選手で有名になった言葉ですが、実績を残す選手たちには必ずと言っていいほど、このルーティンが存在します。

 

例えばイチロー選手も、バッターボックスへの入り方はいつも

  • 決まったフォーム
  • 決まった時間
  • 決まった歩幅

で入ります。

 

それ以前に
試合中は毎日同じものを食べ続け、味の変化で自分の体調を感じていた
といいます。

 

それだけ、
ルーティンはコンディション維持にも、精神を保つ手段としても有効
だと言えるのです。

 

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公式戦と同じ状況を作る

たとえば、公式戦で意外と体力を使うのが

  • 移動や待ち時間

です。

 

練習会場まで自転車やバス等、普段使わない乗り物を使い移動することが多く、
「降りる駅はここでよかったかな?」
「この次は○○線に乗り換えなければいけないから、○番線まで移動しなければ」
時間を気にしながら小走りに走ったりしています。

 

しかも試合用に予備の水筒やタオル、着替えをいれたバッグを持ってです。

 

これだけで普段の行動とは異なりますし、無意識のうちに急いだり、緊張したりしているので、自分が思っている以上に体力を使っています。

 

これで試合会場についた時に戦えるだけの、十分な力があまっているでしょうか?

 

これを解消するには、

  • 練習前や練習試合の前は必ず自転車に30分乗る
  • ランニングをする
  • 筋トレをする

など、
公式戦を意識した練習前の練習
を取り入れます。

 

その際に着る服は、普段の練習着やユニフォームではなく、
公式戦に行く場合と同じ、制服であったり、ジャージで行いましょう。

 

 

体の条件反射の条件を作る

その後、その疲労をとるため、ストレッチを行います。

 

一番自分が動きやすい体を作れるストレッチを見つけておく
のです。

 

これを練習前や練習試合前に必ず行えば、公式戦でも
そのストレッチをすれば、体が動けるモードになってくれます。

 

その時に音楽を聴くことが出来る環境であれば、
毎回同じ曲を聴いておけば、それを聴くだけで普段の心拍数に戻すことが出来ます。

 

これが出来るか出来ないかで、実力以上の差が出てきます。

 

要は、

  • これさえすれば普段の自分になれる

という条件反射を作り上げるのです。

 

  • 緊張をほぐすことは自分の意志ではとても難しいので、条件反射を利用する

これがルーティンです。

 

緊張すると必要以上の力が入って体力を消耗する

また、普段以上に力が入ってしまうのも、公式戦の緊張がもたらす大きな特徴です。

 

「柔道」に限って言うと、「握力」が大きく勝敗を分けます。

 

緊張の中で組み合うと、無意識のうちに大きな力が入り、試合途中、ほどけた帯を結びなおすことも困難なくらい、握力の消耗は大きくなります。

 

私も何度も経験があります。

 

「待て!」という審判からの声がかかり、帯を結びなおせと指示が出ます帯が結べないことがありました。

 

挙句の果て、審判に帯を結んでもらったこともあります。

 

これじゃあ勝てる訳がありません。

 

このルーティンで緊張をほぐす術を体得できれば、

  • 普段以上に力を出せる

のと同時に、

  • 普段と同じように力まずに動く

こともできるのです。

 

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力み過ぎると相手の力を利用できない

柔道の真意として、

  • 「柔よく剛を制す」

という言葉があります。

 

柳の枝のように、相手の力に逆らわず吸収し、一気にはじき返す、もしくは、そのまま相手への力へ返還させる。

 

これは力んでしまうと、なかなか出来るものではありません。

 

日本柔道史に名を残す、十段到達者の「三船久蔵」の動画を、一度はご覧になった事があると思います。

 

本当にしなやかに踊るように動いています。

 

柔道の本当の姿は無理のない動きをしているので、はたから見ると簡単に出来そうな動きなのです。

 

力まないことで普段よりも力が出せるのです。

 

これが柔道の極意です。

 

三船久蔵の動画

 

 

 

最後に

毎日の生活を規則正しくすることにより、いつでも、本当の自分を保つことが出来る。

 

これが試合に勝てる人の意識なのだと思います。

 

常に目標に向かって毎日を過ごしているからこそ、強くなるんですね。

 

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