武道家におすすめの情報
子供たちが剣道を辞めたいと思うのは「楽しくないから」
- 素直で吸収力が高く
- 身体能力にも伸びしろがあり
- 動きに変なクセもついておらず
- 練習時間も多く取れる…
どの側面から見ても、一から剣道を修得するなら子供の方が、圧倒的に有利だといえるでしょう。
しかし残念なことに、せっかく始めた剣道を、わずか数年で辞めてしまうという子供たちが後を絶ちません。
長く続けるほどに剣の腕は磨かれていくものです。
今はまだ試合で勝てなくても、あきらめずに修練を重ねれば、世界で活躍する一流剣士になれるかもしれないのに…
未来ある子供たちが早い段階で上達をあきらめ、剣道の世界を去っていく姿は、何度見ても悲しいものです。
とはいえ、本人にやる気がなければ、親や先生が無理やり剣道を続けさせたところで、大した結果は得られないでしょう。
剣道において大切なことは山ほどありますが、何よりも本人の
- 「上達したいという気持ち」
が無ければ意味がありません。
では、どうして子供たちは「剣道を辞めたい」と感じるのでしょうか。
- 練習が面倒くさいから?
- なかなか試合に勝てないから?
- 他に興味のあることが出来たから?
もちろんそれらも剣道を辞める理由ではありますが、多くの子供たちが剣道界を去ってしまう、根本的な原因とはいえません。
身も蓋も無いことのように聞こえるかもしれませんが、子供が剣道を辞めたがる原因はもっとシンプルです。
要するに辞めたがる子供たちは
- 「剣道が楽しくない」
と感じているのです。
楽しくないというのが根本にある
いくら練習が面倒でも、練習が楽しければ剣道を辞めたりはしないでしょう。
子供は大人が思うより根気強い生き物です。
レベル上げが面倒だからといって、ゲームを放り出す子供はいませんよね。
面倒な作業も「楽しい」と感じていれば、続けられるのが子供たちです。
「試合に勝てないから辞めたい」
というのもまた、裏に
「楽しくないから」
という言葉が隠れています。
敗北して楽しい人間はいません。
子供たちは、
- どうせやるなら勝ちたい→でも勝てないから楽しくない…
という思考になっているはずです。
他にも剣道を辞める理由などいくらでもありますが、どんな理由にも結局は「楽しくない」という根本の原因が付きまとうのです。
どうして剣道を楽しくないと感じるか
子供たちが剣道を辞めたがる原因の根本にある「楽しくない」という問題。
では、どうして剣道を習うなかで子供たちはそう感じてしまうのでしょうか。
子供たちが剣道を「楽しくない」と感じる理由もいくつか考えられますが、やはり
- 「上達できない」というのが大きな原因
となるでしょう。
- 「みんなと同じ練習をしているのになかなか試合に勝てない」
- 「いくら練習しても体格の大きな子には勝てない」
このようなことが続けば、いくら練習しても無駄→楽しくないという考え方に至るのも分かりますよね。
子供に限らず、人間というのは無意識に「意味の無い作業」を嫌います。
脳が「こんなことやって何の役に立つの?」と思い始めれば、それまでどんなに好きだったことでも無価値になるのです。
剣道を始めたての頃は新しい技や動きを覚えて、上達を感じられるため「楽しい」と感じていても、それで何の成果も出なければ「今までの練習は無駄だった」と感じ、価値が無いことに時間を費やした気になってしまうわけです。
単純な話、子供に「剣道は楽しい」と思ってもらうには、剣道を続けることで生じるメリットがあれば良いのです。
剣道を続けることで
「成長した」
「強くなった」
と本人が感じれば、それは大人になるまで剣道を続けるだけの充分なメリット、原動力になります。
つまり、子供たちが剣道を続けられるか否かは、結局のところ
- 「上達できるかどうか」に掛かっている
と言えるでしょう。
どんなスポーツでも上達できれば楽しいものですし、やるだけ無駄なことに楽しさを見いだせないのは当たり前です。
子供と大人では指導方法が全く違う!
ここまでの文章をお読みになった方の中には、
「剣道は楽しくやるものじゃない!そんな考え方は甘えだ!」
なんて感じた方もいるかもしれませんね。
たしかにその考え方も間違ってはいないと思います。
剣道は遊びではないのですから、考え方を捻じ曲げてまで楽しく指導する必要はありません。
しかし現実問題、「楽しくないから」という原因で、年間何千人もの子供たちが剣道を辞めていることを忘れないでください。
楽しくないという理由で辞めていく子供たちを「根性がない」と切り捨てるのか、「どうにかしないといけない」と考えるのかも、指導者の裁量に委ねられているのです。
指導者の技量が大きく影響する
子供たちに長く剣道を続けてもらうためには、つまるところ「指導者の技量」が必要です。
幼いうちに剣道を始めた子供たちが、最終的にどんな剣士になるかどうかは、本人の才能や努力はもちろん、指導者の技量によっても大きく左右されます。
どれだけ才能のある子供でも、どれだけ吸収力の高い子供でも、教える側の指導方法が間違っていれば全く意味がないのです。
最も気をつけたいのは、
- 「子供と大人の指導方法は全く違う」
ということです。
同じ道場に通う大人と子供をひとくくりにして、全く同じ指導を行っているようでは、子供たちの上達を阻害しているも同然です。
子供たちの練習時間を短くしろとか、子供たちだけ素振りの回数を減らせなんて単純な話をしているのではありません。
基礎から筋力まで、あらゆる条件が違う子供たちには、大人とは全く違う指導プログラムが必要になるからです。
間違った指導を受け続けた子供たちは、やがて上達の限界にぶち当たるでしょう。
その結果として「剣道は楽しくない」と思うようになり、いずれ剣道界を去ってしまうのです。
子供たちの未来を守るために、少年剣士に対する指導方法は一から見直すべきです。
強さを求めることは剣士に必要不可欠な要素ですが、それよりも先に「剣道は楽しい」という当たり前のメリットを提示してあげることが、子供たちを預かる指導者としての務めなのではないでしょうか。
菅野 豪さん監修の「少年剣道上達プログラム」は必見
ここまで子供たちへの指導法が、大人と全く異なるとお話しました。
しかし口で言うのは簡単ですが、子供たちへの正しい指導方法はハッキリ言って難易度が高いです。
技術だけではなく子供たちの「やる気」を引き出し、練習を続けることでしっかりと上達を感じられる指導方法…皆さんには想像がつきますか?
きっと、ここで子供たちへの指導方法を即座に回答できる指導者は、ほんの一握りしかいないと思います。
子供への指導方法を学びたいという方は、千葉県剣道道場連盟会長を務めた経験もある、菅野 豪さんの考え方を参考にしてみてください。
菅野 豪さんは、ご自身で柏武道館の館長を務め、これまでに述べ3000人以上もの少年剣士を育成してきた、いわば「剣士を育てるプロ」です。
彼のお弟子さんの中には、第九回全日本剣道選手権大会優勝者の岩佐英載選手などがおり、多くの強豪剣士を輩出していることで有名です。
菅野 豪さん監修の「少年剣道上達プログラム」の詳しい内容はこちら
子どもたちの内面を育てることに重きを置く
菅野 豪さんの指導方法において特筆すべきは、「精神力・集中力」といった
- 子供たちの内面を育てることに重きを置いている
点です。
当たり前のように大人と同じメニューをこなさせようとすれば、子供たちは剣道の楽しさを見出す前に壁にぶち当たってしまいます。
そこで菅野 豪さんは、子供たちが
「練習の通りにやったら上達した」
「剣道は楽しい」
と思えるような指導を心がけているそうです。
子供たちに適切な成長を感じさせてあげるためには、指導者が子供目線に立ち、正しい指導を行わなければなりません。
- 「腕力に頼らない技の出し方」
- 「俊敏な体と集中力の鍛え方」
- 「試合に勝つ喜び」
そうした要素を上手く織り込んで、大人向けのメニューとは違う
- 「子供専用のプログラム」
を作ってあげることが肝要なのです。
こうした子供向けの指導方法を学ぶためには、菅野 豪さんが監修しているDVD
- 「少年剣道上達プログラム」
で詳しくまとめられているのでオススメです。
菅野 豪さん監修の「少年剣道上達プログラム」の詳しい内容はこちら
3000人以上を指導してきた菅野 豪さんだからこそ作り得た、完成度の高いプログラムとなっています。
このDVDには数々の重要なポイントがありますが一部を抜粋すると、
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- 運動神経が良くない少年剣士が試合で勝てる方法とは?
- 上達しない中学生剣士がおろそかにしていたこととは?
- 竹刀の振り方が安定しない少年剣士のための稽古法とは?
- 子供にありがちな悪癖の矯正方法とは?
などなど、かなり子供への指導方法に特化した内容となっています。
子供たちへの指導方法に悩んでいる方、またお子さんが剣道を辞めたがっているという方にも見てもらいたいです。
菅野 豪さんの少年剣道上達プログラムが、未来の一流剣士を育てるための一助になれば幸いです。
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