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相手の体勢を崩し試合の流れを有利にする剣道での体当たり
剣道の試合で重要な3つのポイント
- 体当たり
- 間合い
- 心
を紹介いたします。
体当たり
剣道の試合で勝つテクニックのひとつに、- 体当たり
があります。
剣道の体当たりの目的は、相手にプレッシャーを与え、体勢を崩して相手の先が取れやすくすることです。
また、積極的に仕掛ける姿勢が好印象を生むので、相手を力で圧倒するような試合の流れに変えることができます。
試合に良い影響を与えるのです。
体当たりを覚えると、今よりも試合をずっと有利に運べるようになります。
反則や危険行為にならないために
体当たりは有効な剣道のテクニックではありますが、上手な方法でやらないと、危険行為になってしまいます。
ただ、体当たりが反則になるのはまれなケースです。
あまり難しく考えずに、打突後に前に相手がいたら、そのままの勢いで前に進んで、ぶつかっていけばよいのです。
ここでやってはいけないことを、ポイントとして押さえておきましょう。
相手を手だけで下から押し上げたり、腰から当たっていくと、お互いに怪我のもとになります。
特に
- 手で突き上げる行為
は危険です。
自分の体勢を安定させる
体全体(胸)を使って、相手の腹に向かっていくのが正解です。
こうすると自分の体勢が安定し、怪我を防止します。
相手が体勢をくずすほどの圧力がかけられます。
相手がひるむので隙ができます。
そして次の打突に速攻で移ることができます。
自分より体格のいい相手に対して勝つチャンスが生まれるのです。
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間合い
相手に気づかれないように、間合いを詰めることです。
自分から相手への間合いを詰めて、相手から自分への間合いを遠く見せることで、試合運びが有利になるのです。
相手に間合いをさとらせない方法は、まずはじっとしていないで、いつも動いていることです。
主に足さばきで間合いを詰められます。
継ぎ足では、上半身を動かさないようにして左足、右足と前に出してみると、自分から相手への間合いが詰まることが分かります。
相手には気づかれずに、相手の結界に入り込むチャンスです。
腕の動きでも間合いを詰めることが可能です。
腕の動きの錯覚を利用する方法は、竹刀の接点を変えないように腕を曲げながら相手の前へ近づきます。
こうすることで間合いが詰まっていきます。
心
どんな相手に対しても
- 自分の方が強い
と思い込むことです。
自分よりも弱そうな相手に対しても、絶対に勝つという気迫がないとなかなか勝てません。
気迫があると姿勢がよくなり、よい打突が生まれます。
剣道の試合で勝つために一番大切なのは、気迫で相手を圧倒して体勢を崩してから、剣先で威圧・攻撃することです。
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