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注意すべき「禁じ手」について
- 「禁じ手」
と呼ばれる技がいくつかあります。
- 打撃技
- 蹴り技
も柔道においては禁じ手といえますが、もともとは公認されていた技が「ある事情」によって禁じ手になったこともあるのです。
現在、国際柔道連盟(IJF)の規定で禁止技に指定されている技は4つあり、そのいずれかを試合で出すと反則負けとして扱われます。
- 故意に禁じ手を出そうとした場合
に反則負けを取られるのはもちろんですが、
- もみ合っている内に誤って禁じ手の形になった場合
でも反則負けとなります。
重大なケガをさせてしまう4つの禁じて
柔道の世界において、4つの禁じ手はそれほど厳重に禁止されている技なのです。
4つの技がどうして禁じ手になったのかという理由はほぼ共通しています。
それは、
- 「相手に重大な怪我をさせてしまう恐れがある」
からです。
柔道の試合で怪我人が出るのは避けられないことですが、4つの禁じ手は他の技と比べても明らかに怪我の程度が重かったのだといいます。
過去には禁じ手を使用したことによる怪我人も出ており、これらの技は重大な事故を防ぐために禁止されていきました。
今回は、国際柔道連盟(IJF)に厳しく禁止されている4つの禁じ手と、禁止になった理由をご紹介します。
柔道初心者はこれらの技を誤って試合で出さないよう、頭に入れておくとよいでしょう。
河津掛け(かわづがけ)
柔道の禁止技のなかで最も有名なのが
- 「河津掛け(かわづがけ)」
ではないでしょうか。
国際柔道連盟(IJF)の規定、重大な違反による反則負けの項目には「河津掛けを試みること」と名指しで明記されているほど有名な禁じ手です。
河津掛けは、相手の足に自分の足を絡ませ、自分の体重をかけて後方へ倒す技です。
こうして字面だけで見るとそう悪い技でも無いように見えますし、実際の試合でも出している人が居そうに見えますよね。
実はその通りで、4つの禁じ手のなかでも、
- 河津掛けは誤って出してしまう可能性が高い技
なので特に注意が必要なのです。
その危険さは、実際に河津掛けを繰り出す様子を見てみればわかります。
河津掛けが綺麗に決まると、相手は高い確率で後頭部から地面に叩きつけられるのです。
体勢が悪い状態で落下するため受け身が取りにくく、脳挫傷などの重大事故に繋がりかねないのが、この技の恐ろしいところです。
蟹挟(かにばさみ)
河津掛けに次いで有名なのが
- 「蟹挟(かにばさみ)」
です。
誤ってこの技と出すということはありませんが、もしも実行すれば相手の命をも奪いかねない危険な技です。
蟹挟は、立っている相手の上半身を両足で挟み、その勢いで後方へ倒す技です。
技をかけるシーンを思い描いてみれば、これがどれだけ危険な技なのか想像できるのではないでしょうか。
勢いよく蟹挟をかけられた相手は、一瞬で後方へ倒れ込みます。
上手く受け身が取れれば良いのですが、何せ瞬発力のある技なので、蟹挟が使えた時代は受け身を取る間もなく、転倒してしまう事故も少なくありませんでした。
蟹挟で後頭部を強打すれば死亡事故に繋がる可能性が高いということで、現在は禁止されています。
胴絞(どうじめ)
「胴絞(どうじめ)」は、見た目が少し蟹挟に似ている技です。
両足で相手の体を挟み込み、胴体をキツく絞め付けるという寝技の一種です。
傍から見れば大して危険にも見えない技ですが、他の寝技とは比べ物にならないほどの危険性を孕んでいます。
胴絞は相手の腹部を絞め付ける技なので、力のある人がこの技を行うと相手の内臓を破裂させてしまいかねないのです。
そもそも柔道の締め技では、頭部や胴など、首以外の部分を締め付けることが禁止されています。
危険ということだけでなく、柔道の基本的なルールからも逸脱していたのが胴絞という技なのです。
相手に押さえつけられそうになったとき、もがいて相手の体に足を巻き付けたりすると胴絞と見なされる可能性があります
ので初心者は注意しましょう。
足緘(あしがらみ)
禁止技のなかではやや難易度の高い技なので、間違って繰り出すということは無いかと思いますが、
- 「足緘(あしがらみ)」
も注意すべき禁じ手のひとつです。
足緘は、相手の片足に自分の両足を絡ませて捻じり、膝の関節をきめる技です。
柔道技というよりは、見た目も性質もプロレス技に近いかもしれません。
足緘が禁止されたのは、技をかけられた相手が足の関節を痛める可能性が高かったためです。
実力の差がある選手に足緘をかけられると、容易に膝関節を骨折してしまう危険な技だったといいます。
万が一、公式試合で足緘を出した場合は問答無用で反則負けとなってしまうので注意しましょう。
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