武道家におすすめの情報
剣道の技の種類について
- 面
- 小手
- 突き
- 胴
を打っていくだけではありません。
相手がいて、相手の動きや、相手の状態に合わせて、さまざまな種類の技を仕掛けていくことになります。
基本的には、技は、大きく分けて2つあります。
- 仕掛け技
- 応じ技
です。
仕掛け技について
仕掛け技は、字のごとく、こちらから先に打っていく仕掛けていく技です。
こちらの攻めの姿勢から、相手の構えが崩れたところや、隙ができたところ、相手が打ってこようとするときの隙を狙って、打ってく技です。
- 一本技
- 連続技
- 払い技
- 出ばな技
- 引き技
の5つがあります。
一本技
一本打ちの技でしっかりと竹刀で正中線を制し、間合いをつめてプレッシャーをかけていきます。
相手がプレッシャーに耐えられなくなって動き出したところを、それにあわせて、面や小手や胴を打っていきます。
連続技
一本目の打突で技が決まらなかったときに、始めの一本で相手が崩れ隙ができたところを、二本目、三本目の打突を決めていく技です。
一本目の技を打ったときに姿勢が崩れていると、二本目の打ちができませんので、一本目を正しい姿勢で打っていくことが大切です。
二本目を打つ前提で、一本目を打っていくのではなく、一本目を決めていくつもりで打っていくことも重要です。
常に、打った後も、相手の隙があれば打っていく姿勢が大切です。
払い技
相手の竹刀が正中線を外れず、なかなか隙ができないときに、相手の竹刀を左右に払い、相手の隙ができて、相手が姿勢を正すまでに打っていく技です。
竹刀を払うときに、こちらも隙ができていることを忘れないようにしましょう。
出ばな技
相手が打ち込もうとする瞬間に隙ができます。
そこを狙って打っていく技です。
相手が打つ瞬間を捉えていないと、先に打たれる可能性が大きいので、こちらがしっかりと正中線を制しておくことが大切です。
引き技
鍔ぜり合いのときの相手の隙や、こちらが打っていき体当たりしたあとの隙を狙って、引きながら打っていく技です。
相手の姿勢が崩れていなかったり、隙ができていないときに、引きが遅いと、すぐに間合いをつめられて不利な体制になりますので、タイミングが重要な技です。
応じ技について
仕掛け技がこちらから打っていく技に対して、応じ技は、相手が打ってきた技に対して、かわしたり、受けたりして返していく技です。
- すりあげ技
- 返し技
- 抜き技
- 打ち落とし技
の4つがあります。
すりあげ技
相手が打ってきた竹刀を、こちらの竹刀ですりあげ、相手の竹刀を流して、相手の姿勢や竹刀が崩れたところを、隙を狙って打っていく技です。
竹刀を払うようにするのではなく、すり上げて、相手の竹刀を流すようにして崩すことがポイントです。
すり上げが失敗すると、相手の打突が決まってしまいますので、非常に難易度が高く、高度な技といえます。
返し技
相手が打ってきた技を自分の体に近いところで受け止め、打突の後にできる隙を打っていく技です。
相手の竹刀の勢いを利用した受けや、体も同時にかわし動かすことで、相手の隙を狙いやすくなります。
剣道小手の応じ技のコツ 小手すり上げ面 小手返し面 小手抜き面
抜き技
相手が打ってきたものをかわして、相手が空振りさせ相手の竹刀を流し、隙ができたところを狙う技です。
間合いを制して、必要最小限の動きで、ギリギリかわすことで、こちらの姿勢は崩れず、すぐに打ち返すことができます。
距離を読み間違うと、相手の打ちが当たってしまうので、後ろの動きだけでなく、左右の動きも大切です。
打ち落とし技
相手が打ってくる竹刀を斜め下に打ち落としながら、隙を狙って打っていく技です。
打ち落とした瞬間に打っていかないと、相手と間合いが詰まって有効打突となりませんので、力を抜いて手首の力で打ち落とすことで、間合いが詰まる前に打ち返すことができます。
また、こちらの姿勢が崩れていると、これも打ち返すのが遅くなる原因となりますので、姿勢を正したまま体をさばきながら打ち落とすことが重要です。
仕掛け技や応じ技を習得するには?
仕掛け技や応じ技の紹介をしてきましたが、実際にこれらを身につけるには、やはり、何度も何度も稽古を積み重ねることが重要です。
また、これらの技のコツやポイントを踏まえた上で稽古をすることで、短期間に上達することができます。
これらの仕掛け技や応じ技の細かいコツやポイントを解説したDVDがあります。
教士八段の香田郡秀先生のDVDです。
短期間で剣道の上達方法を学べる教士八段香田郡秀先生のDVDはこちら
剣道で上達する方法
剣道で上達するには、それに必要な知識を学んでおく事が重要です。知識がない状態で先生に指導を受けても、理解が深まりません。
逆に知識を持っていることで、理解が深まり、上達の速度は上がっていくでしょう。
こちらの無料メールマガジンでは、剣道に必要な情報などを配信しております。
ぜひ、ご登録ください。
剣道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 試合で結果を出せるようになる
- 理想的な剣道ができる
- 大人になって始めた人でも上達でき、試合で勝てる
- 高段者に「動きが良くなった」と認められる
- 子供が部活で大活躍でき、試合でも勝てる
- 子供に効果的な指導ができ、試合で勝たせてあげられる
- ライバルに勝てるようになる
- 手と足が一致するようになる
- かたい動きがスムーズな動きになる
- チャンスをものにできる動きが習得できる
- 合理的な動きが自然にできるようになる
- 運動神経が良くない少年剣士でも試合で勝てる稽古法とは?
- 子供剣士にありがちな、継足が歩み足になってしまう癖の矯正方法とは?
- 鍔迫り合いで相手に圧倒されて何もできない小学生が見落としている基本とは?
- 小中学生剣士が理解しにくい一足一刀と二足一刀の違いの教え方とは?
- 鍔迫りからの引き技でいつも一本勝ちできる小学生がやっている稽古法とは?
- いつも相手が打ってくるのを待って出ばな小手を打とうとする悪癖解決策とは?
剣道の竹刀を安く買えるお店
剣道で最もお金を使うものといえば、竹刀ではないでしょうか?確かに防具も価格の高いものにはなります。
しかし、竹刀は頻繁に割れたり、ささくれができたりして、剣道をしている間何度も何度も買い替える必要があります。
そこでおすすめなのが、ネット通販で購入することです。
仕組みの竹刀でも、店舗の竹のみを買うよりも安く購入することができます。
また、実践型や胴張り型などの竹刀の種類も豊富で、安く買うことができます。
ぜひご覧ください。
剣道おすすめラインスタンプ
剣道をしている人におすすめのラインスタンプです。剣道大会の結果報告に使えるスタンプ
日常で使える剣道イラストスタンプ
関連ページ
- 剣道での足捌きの種類とは?知っておきたい送り足・継ぎ足・歩み足・開き足
- 剣道での足さばきを極めることは、上達のための近道です。その足捌きの種類について紹介しています。
- 剣道が強くなる先手の種類と注意点とポイント
- 剣道が強くなる先手の種類と注意点とポイントの紹介です。
- 出ばな小手で一本を決めるコツとポイント
- 出ばな小手で一本を決めるコツとポイントを紹介しています。
- 小手の応じ技を決める重要なコツとは?小手すり上げ面 小手返し面 小手抜き面
- 剣道の小手の応じ技の小手すり上げ面、小手返し面、小手抜き面のコツについて紹介しています。 小手の応じ技を決めるには、外せないポイントがあります。 それを知ることで初心者でも、技を決めて一本を取ることができます。 それらのポイントを紹介いたします。
- 剣道仕掛け技の面の一本技のコツ
- 剣道で自分から仕掛けて打っていく技、剣道仕掛け技の面の一本技のコツや注意点を紹介しています。
- 剣道とびこみ胴のコツと注意点
- 剣道とびこみ胴のコツと注意点を紹介しています。
- 剣道仕掛け技の小手の一本技のコツと注意点
- 剣道仕掛け技の小手の一本技のコツと注意点を紹介しています。
- 引き胴で一本を決めるコツ
- 剣道の引き胴は、使えるようになると非常に有利な技です。剣道で勝つための戦術として、体得しておくといい技でしょう。
- 剣道払い技の注意点とコツ
- 仕掛け技の一つ、払い技についてのポイントを紹介しています。