武道家におすすめの情報
柔道の基本の組み方 釣手と引手
柔道では相手と組んでする武道です。
そのため、どのような相手と組むかが重要な要素となってきます。
柔道の基本の組手は相手の道着の
- 襟(えり)
- 袖(そで)
をもつようになります。
襟をもつ方の手は、相手を吊り上げる動作のときに使うために
- 釣手(つりて)
といいます。
拳を立てるようにしてもつことが重要です。
袖を持つほうの手は、相手を引く動作のときに使うために
- 引手(ひきて)
といいます。
内側に絞るようにしてもつことが重要です。
この二つの手を使って、相手を崩して倒していくようになります。
釣手の位置
横襟
相手の鎖骨辺りの襟です。基本はこの横襟を持つようになります。
後(奥)襟
相手の首の後ろにある襟です。
前襟
相手の胸元の周辺の襟です。
引手の位置
中袖
相手の肩と肘の中間から肘辺りの袖です。基本はこの中袖をもつようになります。
奥袖
相手の肩の辺りの袖です。
袖口
相手の肘から手前辺りの袖です。
組手の基本は、相手の横襟と中袖をもつことです。
技によっては、それ以外の持ち方をすることがあるのですが、奥襟だと背負い投げなどの回転系の技が出せなくなります。
この基本の横襟と中袖は、そのような制限が少ないために、基本はこの組み方になります。
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