武道家におすすめの情報
空手カウンター中段突きのコツ
スピードはもちろん、こういう状況で、こういうタイミングであれば、確実に一本を決められる、という得意技です。
しかし、どんなに強くて速い技であったとしても、同じ相手に何度も使っていると、防がれてしまうようになります。
速いスピードでも、目が慣れてきますし、タイミングも感覚を掴まれてしまうことになります。
また、得意技は、相手にわかってしまえば、警戒されてしまうことになり、さらに決まりにくくなります。
一本を決めにいく技を防がれてしまうと、試合での体制は不利になってしまいます。
本当に勝負を決める時まで、絶好のタイミングまでは多く使わないようにすることで、決め技は決まりやすくなります。
今回、全国3位になった、カウンターの中段突きを得意技とする方から、体験談をいただきました。
参考になるところがあると思いますので、ぜひ、ご覧ください。
だれにも負けない得意技を身につけなさい
タイトル
私の得意技について
私が中学校に上がるときのことなので、もうかれこれ20数年ほど前の話しになります。
当時私は小学校低学年から自宅近くの町道場に通っておりました。
その道場の流派は和道流や糸東流と並ぶ4大流派の一つでしたが、師範は組み手が好きではなくこれといった指導はしてもらえませんでした。
満足な組み手の練習が出来ず、次第に組み手で勝てなくなっていきました。
そんなとき、同じ道場に通う友人の父から
「だれにも負けない得意技を身につけなさい。」
と言われ悩んだ結果カウンターの中段突きを練習することにしました。
カウンターの中段突きを綺麗に決めるコツは
- 体制を低くすること
- 相手を良くみること
- 勝負どころ以外使わない
です。
基本的には相手の上段突き等に合わせる技なので、体制が高いともろに喰らいます。
また、相手の出てくるタイミング掴まないと突きが届きませんので、相手を良く観察しないとだめです。
後は中段突きに限ったことではありませんが、乱発禁止です。
得意技は勝負どころまで取っておきましょう。
勝ち悩んでいた私はこれを磨き、市内の大会で準優勝、全国大会で3位に入ることが出来ました。
カウンター技ですので、空き時間に相手の試合を良く観察して、イメージトレーニングしておくだけでも大分違うと思います。
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