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空手の大会で忘れがちな持ち物
ここでは普段の稽古の成果を発揮できるように、大会への準備や当日の流れについてまとめました。
せっかく頑張って稽古したのに、必要なモノを忘れてしまっては頑張りも半減してしまいます。
しかし、忘れ物は誰でもしてしまうもの。
大会当日に慌ててしまわないよう、忘れがちな持ち物をリストにまとめました。
- 道着
- サポーター
- ファールカップ(普段あまり使用しないので忘れがち)
- 飲み物(夏場は多めに)
- 保冷バッグ
- 食事(パンやおにぎりなどの軽食)
- レジャーシート(場所の確保にも便利)
- ゴミ袋(ゴミを置いて帰るのはマナー違反です)
- エアーサロンパスなど、スプレータイプの湿布薬 (捻挫や打撲をしてしまった際の応急処置ができます。ケガを悪化させないためにも。)
- 保険証(コピーでも可。万が一、病院へ行く場合もあります。)
大会当日の流れ
試合会場が小規模の場合、準備運動の時間や場所が十分に確保できない可能性があります。
また低学年は試合順が早い傾向にありますので、会場に到着したら、準備体操などは早めにすませておくのが良いでしょう。
また、試合前の食事は食べすぎてしまわないように、パンやおにぎりは一個程度など軽めがよいでしょう。
試合開始1時間前くらいに食事を終えておくのが目安です。
試合がはじまったら
いよいよ試合開始です。
試合中は、選手も必死ですので技術的なアドバイスをしても効果は低い場合が多いです。
「頑張れ!」など精神面を高揚させてあげるような応援の方が、シンプルで選手にも届きやすい傾向があります。
※セコンドによる相手選手に対しての誹謗・中傷は、選手が失格となる可能性がありますので絶対にやめましょう。
試合後の反省
勝った場合は皆で喜びを分かち合いましょう。
万が一、負けてしまった場合でも頭ごなしに選手を叱ってはいけません。
まずは試合に出場した決意を褒めてあげましょう。
その後、試合内容についての評価や分析をしっかりとおこない、改善点や良かった点・悪かった点を選手を交えて話し合うことで、次に向けてのモチベーションアップにつながります。
試合後のケア
一試合しかしていなくても、選手は普段の稽古以上に体力を消耗しています。
試合後、まずは食事や水分をとり栄養補給をしましょう。
また、選手が怪我をしてしまった場合は以下のような対処をしておきましょう
打撲や捻挫
まずは炎症をおさえることを重視します。
応急処置としては、エアーサロンパスなどスプレータイプの湿布薬を軽く塗っておきます。
擦り傷などがある場合は塗ってはいけません。
帰宅後は氷で冷やすなどのケアをしておくことで、翌日の痛みや腫れを軽減することができます。
頭部へのダメージがある場合
試合中に頭部への蹴りを受けてしまったなど、ヘッドガードを装着している場合でもダメージが残ってしまう場合があります。
吐き気を感じたり、選手の機嫌など様子が普段と大きく違う場合などは特に注意するべきです。
また、当日の入浴は避けシャワーのみにしておくのが良いでしょう。
腹部へのダメージがある場合
突きや蹴りによって腹部へダメージを受けてしまった場合、試合後の食事や水分補給は最小限にとどめておきましょう。
その後、選手の様子を見て、食事や水分補給の量を調節するのが良いでしょう。
判断に迷う場合は医師の診察を受けてください。
大会会場では医師が常駐している場合もあります。
試合後の様子がおかしいなど、判断に迷う場合は医師の診察を受けてください。
最後に
空手は試合の勝敗だけがすべてではありません。
大会での反省をしっかりおこなうことで、次の稽古に向けての課題づくりとなり、選手自身のレベルアップにつながります。
準備、結果、反省を繰り返すことで確実にレベルアップすることができますので、良い結果が出せるように頑張ってください。
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