武道家におすすめの情報
柔道の下半身の筋力トレーニング
技を出すときに、力任せになってはいけませんが、相手を崩したり、コントロールしたりするには、やはり筋力があれば有利に進めることができます。
パワーをつけようと思えば、体の中でも大きな筋肉、胸や背中、脚などを鍛えることで、効率よく全体のパワーを上げる事ができます。
特に脚の筋肉は、体で最も大きい筋肉ですし、下半身がしっかりしていると、技を出すときにも、力強さや安定感が増します。
そのため、脚の筋肉はしっかりと鍛えておきたいものです。
効率よく筋肉を鍛えようと思えば、バーベルなどを使っての高負荷をかけたスクワットがいいでしょう。
また、下半身の瞬発力を上げるスラスターなども非常に効果的なトレーニンの一つです。
体重バランスが使える筋肉を作るポイント
その時に気をつけておきたいのが、踵に重心をかけないことです。
よく言われるのが、スクワットは踵に重心をかけて深くしゃがみ込む、ということです。
しかし、それでは、動ける使える筋肉が付きません。
どんなスポーツや武道でも、瞬発的な大きな力を出すとき、踵に重心をかけて出すことはほとんどありません。
踵に重心をかけてのスクワットは、そのような関係のない筋肉を発達させることになり、動きが鈍くなってしまいます。
殆どの場合、つま先に重心をかけて、瞬間的に動いたり跳んだり、技を出します。
スクワットも、ジャンプするときのような姿勢で、つま先に重心をかけてすれば、スポーツや武道に必要な筋肉がつきます。
柔道に大切な脚の筋肉ですが、筋肉をつけるときには、気をつけましょう。
ランニングとスクワット、乱取りをひたすらに繰り返す
タイトル
私の柔道の裏技的な得意技について
私の長い柔道経験で、最初に学び、未だに使用頻度が最も多い技は、足払い(内股)です。
中学の柔道部で師範代に最初、当て身技として教えてもらいました。
現代柔道の基本ルールでは、柔道技の当て身技は全て、ルール違反になってしまいますが、唯一、試合でも通用する当て身技として、内足払い、当てる部分は本来足首ですが、足首のやや上を狙うと、内足払いではなく、内足当てという当て身技になります。
基本的に足払いの前に、軸足の重心をずらす目的で使われる、当て身技ですが、脚力次第では、軸足の重心をゼロにできます。
土踏まずの部分で打ち付ける技になる為、打撃技である当て身技の中では自分はダメージを受けない部類に入り、他の格闘技より、相手に技を当てる機会の多い柔道において、ダメージを蓄積させるのは初心者でも実践しやすいです。
純粋に重心と脚力を鍛えればいいので、ランニングとスクワット、乱取りをひたすらに繰り返すだけでも、技の威力と精度はみるみる向上します。
軸足の重心を無くすと、上半身の支えがなくなるため、試合開始2分過ぎあたりで、大腰や体落としなどの投げ技にシフトすると、羽のように軽く相手が投げられます。
私はひたすら、ランニングと乱取りの反復を行い、試合では足払いの当て身と体落としだけで、中学時代に県大会でベスト8まで行けました。
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