筋トレで柔道の動きがぎこちなくスピードが落ちてしまうのか?

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筋トレで柔道の動きがぎこちなくスピードが落ちてしまうのか?

柔道と筋力トレーニング

ウエイトトレーーニングをしていると、今は少なくなりましたが、
  • 筋肉をつけると動きがぎこちなくなる
  • スピードが遅くなる

といわれたことはありませんか?

 

しかし、実際はどうなのでしょうか?

 

筋力トレーニングは身体を強くすることです。

 

普段の技術練習は脳を鍛えることです。

 

トレーニングをするということは、車でいえば、エンジンを大きくしたり、燃費をよくしたりすることになります。

 

柔道の普段の練習は、運転技術をあげることになります。

 

もし、運転技術が免許取りたての初心者であれば、エンジンが大きくF1マシンのような車は乗りこなせないですし、事故をすることになります。

 

トレーニングだけをしていると、そのようなことになるでしょう。

 

しかし、運転技術をあげる普段の柔道の練習をすることで、そのF1マシンは、最高の強さを持つことになります。

 

また、逆に、運転技術ばかり高くて、車は軽自動車であれば、その能力を100%発揮することはできないでしょう。

 

試合で動けるような体にするには?

試合で力を入れることに集中しすぎると、柔道そのものへの注意力が落ちることになり、動きがぎこちなくなったり、上半身に力が入り過ぎて、下半身に意識がいかずに、足技で簡単に倒されてしまいます。

 

これは、決して筋力トレーニングのせいではありません。

 

技術練習がたらずに、力に頼りすぎているためです。

 

試合中に考えることはたくさあんあります。

 

相手はこの技が得意だから、気をつけておいて、それを返そう。
この技を先に仕掛けて、次のタイミングで、この技で決めよう。

 

などなど、一瞬で様々なことを判断しないといけません。

 

その判断は脳がしています。

 

正確に適切な判断を素早くできるようにするには、脳を鍛えることが大切です。

 

脳を鍛えるのは、柔道の練習によって、脳が経験を積むことによって鍛えられます。

 

前にこういう場面があったな。この場面では、こうしたら上手くいったな。

 

ということが、経験があることによって、一瞬で判断できるようになります。

 

練習では、そのような、さまざまなパターンや動きの経験を積んでいる、という意識をすることが、筋力と柔道を結びつけるポイントです。

 

また、正しい姿勢をとることにより、脳からの筋肉への指令が届きやすく、瞬時に動けます。

 

試合中に、姿勢を意識することなく、無意識に正しい姿勢をとれるように、練習の時に常に意識しておきましょう。

 

 

 

 

柔道で効果的な筋力トレーニング

正しい方法でトレーニングを行えば、必ず、柔道にプラスになります。

 

特に足腰を鍛えるような、スクワットやデッドリフトやパワークリーンなどは、柔道をする上で必要な筋肉を効率よく鍛えることができます。

 

デッドリフトの正しいフォームはこちら

 

パワークリーンの正しいフォームはこちら

 

特定の部位だけでなく、バランスよく鍛えることで、柔道の動きを妨げないようになります。

 

鍛えた筋肉をスムーズに使えるように、筋力トレーニングと柔道の練習をバランスよく行うことも気をつけないといけません。

 

たしかに柔道の普段の練習でも、筋力や持久力はつきます。

 

しかし、筋肉は、筋力トレーニングで鍛えたい部分を、限界まで追い込むことで、早く発達します。

 

また、持久力も、それ有酸素運動などのトレーニングをすることで、飛躍的にアップします。

 

柔道の練習と合わせて行うことで、柔道の実力をより高めることができますね。

 

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