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空手初心者が普段の稽古で注意しておきたいところ
稽古のときに
- どこに注意すればいいのか?
- 何を意識して動けばいいのか?
- どんなところに力を入れればいいのか?
- 重点的に稽古しておきたいことは?
など、全くわかりません。
しかし、長年空手の稽古をしていると、初心者の頃に
- もっとここを気をつけていればよかった
- この稽古をたくさんやればよかった
- ここを意識して稽古すればよかった
というのがわかってきます。
そこで空手経験者から、空手初心者へのアドバイスを紹介いたします。
「ネコ足立ち」の大切さ
流派によっても違いますが、空手には十種類以上の立ち方があります。
もちろん不必要な立ち方は、ただのひとつも存在しません。
しかし初心者が型を完璧にするためには、
- 「ネコ足立ち」
を重点的に練習することをオススメします。
なぜなら
- ネコ足立ちは、動作から動作への体重移動を覚えるために有効な立ち方
だからです。
型がぎこちない初心者を見てみると、ネコ足立ちが上手くいっていないことが多いように感じます。
ネコ足立ちは
- 後方の足に7
- 前方の足に3
の割合で体重をかける立ち方ですが、初心者は前方の足に体重をかけすぎています。
そのため、次の動作に移ろうとしても足を上手く動かすことが出来ず、はたから見ていてもギクシャクとした動きになってしまうのです。
空手の神髄である素早い動作を覚えるためには、ネコ足立ちの習得が必須です。
動きが固いと言われた経験のある空手初心者は、あらためてネコ足立ちの復習を行ってみましょう。
28歳・男性・初段
空手の立ち方の動画
型の演武とその技を考える
伝統派空手には
- 型
- 組手
があります。
まずモットーに「心技体」という言葉があります。
技だけ磨いても意味がない、心と技と体がすべて備わっていなければならないという意味です。
そのため礼儀をとても重んじます。
礼儀に反する行為はそのままマイナスととらえられます。
型の場合などはまずコートに入っていく姿勢から審査対象です。
演武をする前の礼も大切です。
「礼に始まり礼に終わる」が武道精神ですから。
型というのは一つ一つその型には意味があります。
分解演武をみるとよくわかると思いますが、
- 型の始まりから終わりまではちゃんと相手がいることを想定した動き
になっています。
ただ演武するだけではなくて、その
- 型の一つ一つの意味を理解する
ことが先決です。
30歳 女 初段
打撃に耐えうる体をつくる
型を中心に行う伝統派空手と、実戦に近い形式で試合を行うフルコンタクト空手では、そのトレーニング法も大きく異なります。
フルコンタクト空手で強くなるためには
- 「打撃に耐えうる体」
をつくる必要があります。
フルコンタクト空手の試合では、相手の体に実際に攻撃を行います。
しかし実際に試合を行ってみると、自分が放った打撃でも、自分にダメージが返ってくるということが実感できるはずです。
これは伝統派空手だけをやってきた選手には、わかり辛い感覚なのではないでしょうか。
フルコンタクト空手では、打撃力そのものが勝敗を分けるわけではありません。
しかし、全く力のこもっていない突きや蹴りでは、勢いが足りずに相手に躱されてしまうのがオチです。
瞬時に相手の懐に攻撃を入れるためには、しっかりと力のこもった打撃を与える必要があるのです。
そのためには、自分で放った打撃でダメージを負わないよう、手の甲や足の甲を鍛え、打撃に耐えうる体をつくっておかなければなりません。
拳立てをしたり、サンドバッグを実際に蹴ったりして、自分が放った打撃の衝撃に耐えられる体をつくっておきましょう。
こうしたトレーニングは、激しい実戦で怪我をしないためにも必ず役立つはずです。
28歳・男性・初段
空手をしている人におすすめのラインスタンプ
空手をしている人におすすめのラインスタンプです。空手大会の結果報告スタンプ

空手で上達する方法
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