武道家におすすめの情報
剣道の同じ稽古でも人と違う意識を持つことで上達する
例えば、打ちが弱い(軽い)人は剣先が重たい方が良いでしょう。
竹刀の重心がどこにある時にいい打ちができるかを、普段の稽古で確かめておくことです。
試合では、0コンマ何秒の差で勝負が決まりますので、竹刀にはこだわったほうがいいでしょう。
基礎を大切にする
稽古は、まずは何をするにも基礎が大事だと思います。
素振りや足さばきは、基礎中の基礎です。
そこを疎かにしては、試合には勝てないと思います。
そこから面、小手、胴の技を磨き、自分の得意技を見つけ、強みとして持つ事です。
同じ稽古をしても意識の差で実力が変わる
道場や部活では、皆が同じメニューをしてるので、同じくらいの実力になります。
しかし実際は、実力の差が大きくあります。
同じ稽古をしているのに、実力の差が出てくるのは、稽古に対する意識の差が大きいでしょう。
地稽古は試合を想定する
地稽古は試合と思って挑む事です。
それは試合を想定して、自分の得意、不得意を見極める事です。
私の場合ですと引き技が苦手で、引き技後に下がるのが遅いので、追いかけられて打たれることが多々ありました。
自分の弱点を見つけ、どう戦うか試合を想定しながら練習をするのは、とても大事になってきます。
自分の間合いを把握する
間合いを意識する事も大切です。
自分の間合いをしっかり把握する事です。
届かない遠くから飛んでも、胴を抜かれたり、返し技を打たれたりします。
間合いを詰めすぎると、相手が先に攻めてきます。
間合いを保ちながら、自分の間合いに入ってから攻める様にします。
自分の技が活きる間合いを、稽古で把握しておくことです。
次の対戦相手を観察する
試合の時、次あたる対戦相手をしっかり観察しておきましょう。
- 自分の相手が誰か?
- どんな剣道をするのか?
あたる前にしっかり観察して戦略を練る事が大事です。
試合の時は基礎とは違い、どうしても癖や戦い方が単調になっているので、相手の癖や攻め方を見極めて、試合に挑むと良いと思います。
団体では自分の役割を意識する
団体戦では、試合の流れを見る事です。
もちろん勝つに越したことはないのですが、団体になると試合の流れによって、人それぞれ役目が違います。
無理に勝ちに拘らず、引き分けで抑える時もあります。
個々が勝てなくても、チームとして勝つ試合運びもあります。
守るときは攻めの姿勢は崩さず、守る事も大事です。
最後に
剣道を楽しむのが、一番の成長になると思います。
その成長は、必ず試合に成果を出してくれると思います。
数分間という他のスポーツと違い、すごく短い試合時間になります。
決まるときは本当にあっという間の時もあります。
今までの練習が、一瞬で勝敗が決まってしまう武道なので、一本一本大事に決めるつもりで打っていって下さい。
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