武道家におすすめの情報
初心者のための剣道で楽しく上達できる練習方法や考え方
今回は、剣道を強くする為に必要な事と、基本的なメニューについて説明したいと思います。
剣道とは、日本の武道の1つです。
- 礼に始まり礼に終わる
といった礼儀を見直すスポーツでもあります。
剣道好きの皆さんが辛いけど、楽しく剣道ライフを送れるような練習法を紹介するので、参考にしてください。
体力作り
剣道とは体力と、精神統一が基本中の基本です。
その為の体力作りについて説明していきます。
まずは、
- 走る事
です。
走るというのは、単純な運動ですが、単純だからこそ1番きつく、自分の精神を鍛える運動です。
最初は2.5キロほどの距離を10分以内に走る事を目標として走ります。
そこから目標のタイムをしっかりときめ、毎日欠かさず走ります。
走る事により、
- 剣道の技を打つときの踏み込みの蹴る力
もつける事ができるのです。
その後は
- 筋肉トレーニング
をしてください。
剣道では、腕の筋肉の他に、重い防具をつけたままの姿勢の維持が必要になります。
剣道では、腕や足以外の筋肉の、背筋や腹筋などの全身の筋肉を使います。
トレーニング内容としては、
- 腕立て
- 腹筋
- 背筋
- スクワット
の30回を3セットずつ毎日やって体力をつけていきます。
また、試合時間をフルに動いて戦えるスタミナをつけていくことも必要なことです。
下半身を鍛えながらスタミナを付けていくトレーニング方法はこちらをご覧ください。
試合時間フルに戦えるスタミナと瞬発力を同時に鍛えるタバタ式トレーニング
上半身を鍛えながらスタミナを付けていく方法は、こちらをご覧ください。柔道の記事ですが共通していることですので参考になります。
竹刀、防具を装着した上の練習
左手で竹刀を振る
剣道の基本は、
- 竹刀を左手で振る
ということです。
右手に力が入って振ってしまった場合は、体が自然に斜めになってしまいます。
まっすぐ技が決まらないため、試合の時に一本が決まらないのです。
その為
- 片手の素振り
を強くお勧めします。
左手一本での片手素振りを100回ほどやってください。
その素振りをすることによって、竹刀を左で振るということを体に植え付けていくと同時に、まっすぐ竹刀を振り下ろすということを身につけていきます。
素振り用の竹刀を使うと効果的です。
防具の紐をしっかりと結ぶ
その後、防具をつけますが、3分ほどで紐が練習中に解けることのないように、しっかりとつけてください。
試合の際、面紐が解けてしまったり、胴紐が解けてしまったりするトラブルが発生してしまうことにより、試合中の自分の集中力が欠けてしまいます。
また、相手にも休憩をさせてしまうという、不利な状況になってしまうからです。
昇段・昇級審査では、防具の紐が解けるというのは、致命的なミスになります。
しっかりと結ぶようにしましょう。
また、防具の名前やしまい方を知っておくことも重要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
練習メニュー
練習メニューは基本、
- 面
- 小手
- 小手面
の技を磨いていきます。
初心者が小手面を打てるようにするためのポイントはこちらをご覧ください。
胴に関しては中々一本が決まらない技になるので、胴の練習よりも基本の練習が必要となります。
面は、
- 振りかぶりの面
- さし面
とありますが、振りかぶりの面から練習していきます。
初心者が正確で強い面を打つためのポイントはこちらをご覧ください。
まっすぐ竹刀を振り下ろすこと、まっすぐ面を入れる練習となります。
その応用として、
- さし面
- 小手面
- 小手
- 出鼻小手
などの技が付いてきます。
どんな技でもまっすぐ強く入らなければ、1本という評価はもらえません。
自分から打っていく仕掛け技の面のコツはこちらをご覧ください。
残心の重要さ
技が完璧に決まっているのに、一本にならないことがあります。
それは、
- 残心がない
または
- 足りない
ときです。
油断をしていない
という相手への威嚇にも使われる残心ですが、試合の場合は、審判に旗を上げさせるための残心でもあります。
審判に残心の心を残す事で、旗を上げてもらいやすくなります。
声を大きく出し、残心をし、すぐに構え直す事が大切です。
決まったという事を決めるのは自分でも相手でもありません。
審判です。
その審判の判定を、自分の一本にしたいのならば、
- 技を出すときの声
- 技を打ったときの声
をしっかりと大きな声でアピールをしていきましょう。
審判がどこをみて一本を取っているかを知ることは重要なことです。
詳しくはこちらをご覧ください。
強く強く上を目指すなら
- 小学生ならば中学生と
- 中学生ならば高校生や大学生と
練習を重ねましょう。
同じレベル同士がやっても全く上には上がれません。
小学生で強くても、中学に上がったら試合に負けてしまう事が増えてしまうことは、よくある話なのです。
狭い地区で勝っても、幅を広げたら負けてしまいます。
勝ち続けた結果は、あくまでも小さい地域での話であり、実際は強い相手はいくらでもいるということです。
行動範囲を広げて、自分より強い相手の場所へ練習試合の申し出をするなどをして、経験をとにかく積むことです。
練習試合では、負けても構いません。
大切なのは、なぜ負けたのかを考えることと、相手の稽古を真似するということです。
また、練習試合のたびにビデオで試合の風景を録画しておきましょう。
後で見て、しっかりと今後の改善部分を見直しながら練習することも、勝つための方法です。
- 積極的に攻撃してくる
- 相手の動きを待って応じ技を決めてくる
- フットワークを使ってくる
などの様々なタイプの選手と稽古することが経験値を上げてくれます。
最後に
どうでしたか?
剣道とは、体力と精神力が最も重要であること。
また、自分の知らない場所にいる相手と、練習試合をすることが大切ということが大切です。
練習試合では
- 勝てる相手にはひたすら勝ち自分の自信に繋げ
- 負けてしまった相手には、自分の未熟さを感じさせてもらえた
と感謝することが大切です。
自分の改善部分をしっかりと目で見て理解し、体に植え付けていくことが大切です。
毎日の練習をしっかりとすることが大切だという事も忘れてはなりません。
ただ、竹刀を振り下ろすのが剣道ではありません。
礼儀正しく、精神統一を心がけ毎日の練習を努めましょう。
以上の事にプラス
剣道が大好きな気持ちが、強くなるための秘訣
でもあるということも、覚えておくと楽しい剣道ライフが送れることでしょう。
しっかりと必要な知識を身につけ、毎日稽古していきましょう。
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