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柔道背負い投げの得意技を刈り技と連携して試合で勝てるようになった
そんなとき、コーチにアドバイスを受け、刈り技と連携するテクニックを覚えることで、試合に強い技とする事ができた体験談をいただきました。
背負い投げのリスク
タイトル
背負い投げ一辺倒だった私が、刈り技での崩しを覚えて飛躍した話
私は学生時代、県でベスト8にまで進出するいわゆる「中堅校」に属していました。
実際、試合での成績もベスト16〜8どまり。
個人戦では3回戦までは進むもののそれ以上は・・・といった成績でした。
私の得意技は背負い投げでした。
ご存じのように背負いは、しっかりと相手を崩してからスピーディに投げに入らないと、裏投げのように簡単に返しをくらってしまうリスクの高い技です。
ある試合では簡単に裏を取られ、そのまま一本負けしていまいました。
小外刈が得意技の背負い投げを決めやすくする
それ以来背負いに入ることが怖くなってしまい、メンタル面ではもちろん、崩しもしないまま入ってしまう悪い癖が露呈し、部内でのランクも4位から10位に落ちてしまうなど、団体メンバーから外されてしまいました。
そんな時、コーチが教えてくれたのが「小外刈り」です。
それまでは自分の体の俊敏性も相まって、背負いだけで勝ててしまう展開も多かったのですが、段々と慣れられてくるにつれ、そんなに簡単には投げきることができませんでした。
小外刈りを覚えるまでは、ただのローキックのように当てるだけの意味のないものでしたが、段々と覚えて試合で使いだすと、それを相手が意識して背負いのモーションにかかってくれるようになったのです。
試合で勝てる得意な連携
自分では連続技はあまり向いていないと想ったのですが、チームメイトからは「小外から背負いにこられると怖い」と言われるようになりました。
もともと腕の絞りは自信があったので、絞ってから小外(あわよくばここで投げる、ダメでも崩す)、それからの急反転での背負い。
というパターンは私の得意な連携になりました。
公式試合でもそれを前半に使い、後半は逆に背負いのモーションから大内刈りにいって投げるなど、うまくはまり、最後の個人戦では5回戦まで進むことができました。
小外刈動画
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