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背負い投げが試合で勝つために必要で応用できる技になる
参考になる部分がたくさんあると思いますので紹介いたします。
年齢32歳で、柔道は6歳から22歳まで稽古していました。
現在息子と町道場で柔道を習っています。
有効なテクニックとしては、自分が得意な組手にもっていく様な組手をすることだと思います。
最近は、ルールが現役だった頃よりもだいぶ変わっていますが、うまく自分の得意な組手で組んで、即得意技をかけれれば勝つための有効なテクニックだと思います。
まずは、様子見ですね。
相手がどの様な組手(右組か左組かなども)をするのか、どんな技をかけてくるのかを良く観察します。
ある程度観察してから、その相手に対して、どの様に組み勝つかを考えて組手を組み立てます。
例えば、
けんか四つの場合は釣り手をしたから組んで、相手の釣り手は聞かないように脇の下にげんこつを押し当てて、相手が嫌がったところで引き手を取りに行って技をかける
等ですかね。
背負投が勝つために役立つ技
体系等によっても変わってきますが、私は
- 背負い投げ
が一番勝つために良い立ち技だと思っています。
背負い投げは、見た目がかっこいいと言うのもありますが、
一番重心やバランスが安定した技
だと思います。
また、
- 背負いから大内刈りや背負い落し
- 反対の一本背負い
- 釣り込み腰
など、次の技へ切り替えるバリエーションが増えると思います。
さらに、
背負い投げの釣り手と引手の使い方や、足運びは内またや払い腰などの技にも共通する動きが多い
です。
背負い投げを覚えていれば、他の技も吸収しやすく、結果的に試合に勝ちやすくなると思います。
寝技のコツと言うほどではないですが、寝技は、とにかくしつこくしつこく攻めることだと思います。
もちろん力任せではだめですので、理に適った動きをして、相手をコンロトールして抑えこみや関節技に持っていくことですね。
上達するにはとにかく反復練習
背負い投げの上達方法は、とにかく反復練習です。
- 足運びは最小限に動き
- 引手は大きく回し
- 釣り手はしっかり釣って
- 入り腰の高さは相手の重心よりも必ず低くなる
ように入るを毎日毎日何百回、何千回と反復練習することです。
鏡の前で自分の
- 姿勢
- 引手、釣り手の位置
- 腰の高さ
- 足の向き
- 膝の位置
等を確認して、おかしなところがあれば修正するを繰り返します。
全く同じ動きを、何も考えないでも入れるくらいに体に動きをしみこませます。
その次に、投げ込みです。
はじめは一本一本確かめながらの投げ込みです。
これも何回も何回もやります。
その後はスピード投げ込みですね。
組んだ瞬間に投げる、投げたらすぐ振り返る、また組んで直ぐ投げる投げ込みです。
早く投げれるようになったら、次は受けの後ろで一人投げさせないように支えてもらってからやる投げ込みです。
力いっぱい投げ切る練習です。
はっきりいって、なかなか投げることはできませんが、これを投げ切る様になるまでやります。
これができるようになれば、ある程度、通用する技になると思います。
最後の仕上げは、動きながらの投げ込みです。
- 横移動からの背負い投げ
- 後ろに下がりながらの背負い投げ
- 足技からの背負い投げ
- 組み手争いからの背負い投げ
等、いろんな想定ををした背負い投げの投げ込みをすると、効果的かと思います。
考える前に体が自然と動くようになるまで練習
いっぱい反復練習して、苦しくて、きつくてもう嫌だ!と思うほど練習してきた技は、試合中では結構役立ちます。
頭で考えるよりも先に体が動きます。
そして、自然と体が動くので、変に力も入っていないから、技が決まりやすいですね。
反復練習なので、同じ動きができるように、繰り返し繰り返し練習しなければいけません。
ただし、注意点としては、中途半端な形のままだったり、足がバラバラだったりした状態で反復練習してしまえば、そのクセが付いてしまいます。
一度クセが付くとなかなか抜けませんので、鏡の前やビデオ撮影等して
- 動き
- 形
- 引手の位置
- 頭の位置
- 釣り手の位置
- 腰の位置
- 膝の位置
- 足の位置
を一つ一つ確認しながら練習すると良いと思います。
他の人に見てもらって注意してもらうのも良いと思います。
基礎トレーニングをみっちりやっておく
全くそんなことないと思います。
ただ、子供の場合は飽きっぽかったり、集中力が途中で途切れたりします。
ちょくちょく気分転換に、違う稽古も交えながらする方が良いかもしれませんね。
上記にも記載してる通り背負い投げです。
他の技でだと、小内狩りと足払いだと思います。
小内狩りって意外と決まるとポイントを取れるし、小内の後に背負いに入りやすいです。
また、足払いは相手が足払いをしてきたのを返したりするのに効果的ですね。
うまく決まれば一本勝ちできます。
私は、器具を使ったウエイトトレーニングは苦手だったので、あまりしていません。
ただし、基礎トレーニングはみっちりやっておいた方が良いです。
特に、
- 腕立て
- 腹筋
- スクワット
- ロープ上り
- 手押し車
- ダッシュ(おんぶダッシュやシャトルダッシュ等)
等はとても必要なトレーニングだと思います。
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