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試合で勝つために一人稽古で重視していること
学生時代から剣道をしています。
最近は仕事等で試合に出ることは少ないですが、毎週欠かさず稽古はしています。
私は最初は、試合で負けてばかりでした。
ですが、悔しい思いはしたくない。
剣士として、毎回勝利はできないけれど、勝つ確率を増やすには、自身のレベルアップが欠かせないと考えていきました。
試合で勝つための一人稽古
私は、まず、試合のある約3か月前から調整を始めます。
まずは一人稽古を重視してました。
その中で毎日していたことは
- 駆け足
です。
駆け足
歩くことは、足腰の鍛錬に繋がります。
剣道では
- 蹲踞
- 打突
- 体捌き
- 相手の体当たりを受け止める
にあたって、
足腰の強化は重要
です。
簡単に吹き飛ばされたり、相手の攻撃を防御し、粘れるようになれます。
歩くことは、現代人には、なかなか機会が少なくなってきていると思いましたので、
朝早起きし、駆け足で動きます。
時間のないときは、10分でもいいからやってました。
体が温まり、調子が良ければ、走ったりダッシュもしたり、色々と組み合わせてました。
ダッシュは肺機能の強化
ができ、試合で簡単にへたばらなくなりました。
スタミナの強化にもな
るのです。
腹筋と背筋を鍛える
次にしたことは、
- 腹筋と背筋をできるだけ鍛え続けていきました。
剣道では、やはり
相手を威嚇したり責めるには、腹から声出さないといけません。
相手にしっかり響くようにして、それが技にも影響
します。
駆け足が終わった後、自分のできる限りでいいので数十回。
風呂から上がった時や、寝る前に、少しでもいいからやってました。
この時にストレッチもセットでしました。
私は体が硬い方で、たまに怪我もしてました。
ストレッチで体を柔軟に保つことで、ケガを防ぐことができます。
学生と違い、加齢もあり、疲労感が若いときより残るようになりました。
疲労がたまっていれば満足な稽古ができません。
自身のパフォーマンスも発揮できません。
ストレッチは疲労回復の目的もありました。
ずっと細く長く年をとっても試合でき剣道できるように、
ストレッチも腹筋と背筋を鍛えると同時に、しっかりと行いました。
イメージトレーニング
普段、呼吸にも気を付けました。
胸式でなく、できるだけ
腹式呼吸を意識
しました。
この時息を吸い吐きながら、
- 軽く目を瞑り相手との試合を想定したイメージトレーニング
を頭の中で呼吸しながらやります。
- 相手が胴を打ってきた後、自分はどう防御し攻めに転じるか?
- 相手が息をつかせない攻撃をしてきたときは、どうさばいて攻撃をしていくか?
様々なパーターンを考えると、果てしない数になりました。
ですが、試合は予測できないことも多く、
イレギュラーな動きに、とっさに対応できる力を身につけることができます。
おかげで、相手の攻撃に対応して、隙を見つけて、すぐに攻撃をしかけられるようになりました。
構えのチェック
防具をつけない時でも、家で竹刀を持ち、
- 鏡の前で構えのチェック
をしていました。
私は、中段に構える時は、よく剣先の高さが下がりすぎていたり、後ろ手が腰のあたりにいっていると、よく剣道の高段者の先生から指摘されてました。
しっかりとした構えをしてないから勝てないし、相手に隙を与えている
ことに気づきました。
構えをしっかりできるように、毎日1分でいいので、鏡の前で構えのチェックをやってました。
それからは、剣先があまり下がらなくなり、相手からも、簡単に攻撃が来ることが少なくなりました。
また竹刀でなく
- 木刀に持ち替えての構えのチェック
もしました。
木刀は竹刀と違い重く、持つと腹の丹田に力が入るので、より自分のフォームを意識しながら修正ができました。
以上の4点を一人稽古で必ず行ってました。
試合で勝つために日々の稽古で気をつけていること
メモをする
日々の練習や稽古では、とにかく先生や先輩達から聞いて感じたり、思いついたこと、良いことは、
- 小さなメモ帳にすかさず、なぐり書きで記入
しました。
よく防具の小手を外し、何をしてるのかと、よく言われましたが気にせずに、メモをします。
あとで時間があった時に見ると、その時の失敗が確認できます。
思い出して修正や、いいイメージを自分の体に定着させる
ために、必ず見返しました。
失敗した場所は克服できるように、次の稽古で意識していきます。
攻める戦法も得意なパターンだけでなく、いろいろ試してみました。
ワンパターンにならないようにします。
相手をよく見る
相手をしっかり見ることも意識します。
相手が動くときは、意外と
肩や膝が少し動きます。
その動きに敏感に反応し、攻めて守り、技を決めさせないように、集中して相手を見るようにしました。
ずっと見るのは非常に疲れますが、このことは試合での展開に大いに役立ちます。
相手の動作を見抜ければ、こちらが有利になる機会が増えていきます。
寸止めして姿勢を意識
稽古で、相手の面を正面打ち、左右の面を打ったときは、
- 当てないで寸止め
しました。
これは私を指導してくれた先生から学んだことです。
寸止めした際に、姿勢が正しくなければ、なかなか技が有効になりません。
寸止めした時の打突姿勢を意識
します。
また
- 手首の正しい返し方
- 刃筋を意識
します。
以上の事を意識して稽古をしていきました。
勝率は、それまで五割だったのが、一気に八割になりました。
この稽古は、若い方であれ、社会人の方であれ、効果はあるのではないかと私は思います。
ぜひ、試してみてください。
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