武道家におすすめの情報
柔道の大会や試合で勝つために必要なポイント
まず、試合中に大切なのは、
- 自分の視線を相手の顔から離さない
ことです。
そして、自分は
- 押す力の方が強いのか
- 引く力の方が強いのか
を把握しておきましょう。
押す力が強い場合
押す力が強い場合は、相手に引かれてしまわないように気をつけながら、隙を見極めていく必要があります。
引く力が強い場合
引く力が強い場合は、逆に押されてしまわないよう両足をしっかりと地面につけて、踏ん張っておく必要があります。
強い人との練習で技を盗む
試合の前に、やっておくべき練習方法があります。
それは、
- 自分より強い人と練習を重ねておく
ことです。
なぜならば、強い人と練習をしていく内に、強い人の技を盗むことができるからです。
フェイントの仕方など、自分が取り入れられそうな部分は、しっかりと観察しましょう。
また、自分と相手の動きを動画に撮って分析することも有効です。
当然のことですが、スポーツは、何事も反復運動を積み重ねることで力がついていきます。
基本的なトレーニングは、1日も欠かさず続けることが重要です。
有利な組手に持っていく
試合中、相手は必ず自分が有利な部分を掴んでこようとします。
最初に手を中心に構えて、相手に有利な部分を掴ませないよう守ることが大切です。
相手より、早く、先に技を組んでしまうことが必勝法
とも言えます。
下手に組み手争いに時間を費やさず、自分が欲しい部分を素早く取ってしまいましょう。
- 先を突いて、一発で両手を取ってしまう方法
- 相手の釣手取りを引き手に取ってしまう方法
もあります。
ちなみに、引手取りのコツですが、左手で引手を一番に取に行くのではなくて、先ずは
左手で相手の右襟を突っ張るかのように掴みます。
右相四つだと驚くほど簡単に取ることができます。
相手は抵抗しようとその手を下ろそうとするので、相手の右手が上がってきます。
その右袖を自分の右手で下から掴み、引き下げながら同時に相手の襟を掴んだ左手を、パッと離してみてください。
これで引手が取り放題となります。
右手と持ち替えるように左手で相手の右袖を掴み、引手ができたら相手に釣手を作らせないようにします。
この組み手ができれば八割方は勝てるようになります。
重要なのは、
- 右手で袖を掴んでから引手に持ち替える
点です。
背負い投げや足技に特に有効的な方法ですが、奥襟取りにも応用できる方法です。
組み手のおすすめ動画
相手の力を利用する
柔道は自分の力だけで技をきめることは出来ません。
相手の力を巧みに利用して、素早く
- 相手が力を入れてくる方向に技をかける
ことが必要です。
相手を押してしまうと、踏ん張られたり後ろに逃げられてしまいます。
相手が後ろに引っ張ろうとする時は、外側に足をかけて相手の上体を捻ると、相手が自然と吹っ飛んでいきます。
自分が一瞬引いて、相手がそれを堪えようと力む力を利用する方法もあります。
引いたり押したりする中で
相手が力を出した瞬間にその相手の力を利用して技をかける
のが肝心なポイントなのです。
大会に向けてのメンタルや体調の調整
また、柔道に限らずスポーツ選手にとって大切なことは、自身のマインドコントロールです。
身体だけではなく、どんなトラブルが起きても動じない心を鍛える必要があります。
ちょっとしたことでカッとならないこと、イライラしても焦らないこと、泣きそうになっても堪えること、日常の細やかなことから注意すべき点とも言えます。
スポーツメンタルトレーニングを学ぶことも重要でしょう。
そして、試合に向けて日常生活で重要なのは
- 食事
- 睡眠
です。
柔道には分厚い大きな身体が必要です。
栄養価の高い食事を摂り、バランスよく食べ、夜更かしをせずにしっかりと睡眠をとることが大切です。
食事に関しては、肉などタンパク質を中心に摂取し、吸収を促すためにも野菜や牛乳、果物を組み合わせることがポイントとなります。
お菓子やジャンクフードばかりを食べて、余分な脂肪をつけないように気をつけましょう。
試合前は緊張してなかなか眠れないことも多いかと思いますが、
- 枕元にラベンダーの香りを漂わせる
- 寝る前にぬるめのお風呂にゆっくりと入ってリラックスを心がける
とよく寝られるようになります。
日頃から試合を想像して慣れておくことも良い方法です。
試合直前になって、試合のことばかりで頭がいっぱいにならないよう、いつでもどこでも対応できる力を心を持っていましょう。
そして何よりも、自分は勝てるのだと自分自身を励まし、マイナスなことは考えなようにすることです。
柔道の勝ち負けは一瞬で決まることもあります。
自分の呼吸を整えて試合に挑みましょう。
一つ一つの試合を楽しめるくらいの気持ちで参加して、柔道仲間も多く作って、知識と経験を身につけていってみてください。
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